スキー場アクセス道には各所に案内板。
リフト1本だけというロコな雰囲気にひかれて、いつか滑りに行きたいと思いシーズンに入ると積雪状況をチェックしていたのだけれど、滑走できる積雪の日数が極端に少ない。滑ることができないまま終わってしまうのではないか、そんな不安も感じさせる。そこで、積雪期ではないけれど岐阜県方面に所用があった際に、足をのばして母袋を訪れてみた。
国道156号を旧大和町徳永で東に折れて、山中に車を進めて行く。途中、随所に掲げられている「母袋温泉」の案内板に導かれる。栗巣川に沿う道も上巣栗の小集落で前方の山並に遮られる形になり、右手の一段高い場所に上ってスキー場斜面下の駐車場にたどり着いた。広い駐車場の前方奥には温泉施設の建物があるけれど「本日お休み」の掲示がある。右手には西向きのスキー場の斜面が広がり、ペアリフトが架かっていた。
(左)遠景から見たゲレンデ。(右)リフト直下からゲレンデを見上げる。
緩斜面の1枚バーンではあるが、下から見上げる範囲では、それなりに楽しく滑れそうな斜度はあるのではないかと思われた。斜面のすべてを見渡せるので、子ども連れで楽しむにはいいのではないだろうか。ここはスキー場だけでなく、キャンプ場や温泉なども備えた総合的な施設でもある。敷地内には木彫りの像などもあちこちに置かれ、手作り感あふれる施設になっている。
(左)リフト乗場付近。(右)母袋温泉本館。「本日お休み」の掲示。
古いスキー場ガイドには以下のように紹介されている。「奥美濃エリアの入口にありオールシーズンそり専用ゲレンデあり。コース2本とソリゲレンデはすべて初中級向きなのも家族向き。スキー場直下1分のところに露天風呂の天然温泉もある」(オールスキー場完全ガイド2000、立風書房)。当時はペア1基、シングル1基の2本のリフトがあった。現在はペア1基のみ。
「奥美濃で一番近い」とうたうだけあって、東海北陸道や国道156号からのアクセスは悪くないと思う。小規模なスキー場なりに家族で楽しめる要素は大きいと思うが、やはり問題は積雪だろうか。今シーズンはなんとか滑走できる日数が確保できることを祈りたい。(現地訪問:2025年10月)
(左)駐車場から全体を見上げる。
<追記>
インスタグラムによると「昨年に引き続きスキー場の営業はお休みします。」とのこと。
雪が降り積もっている写真が掲載されているが、「昨年は大雪過ぎで、、雪下ろしが追いつかず。場内あちこちで、雪被害でした。」ということで、対応が追い付かないのだろうと思う。再開されたときには、滑りに行きたいと思っている。
