2021年12月24日

戸狩温泉スキー場オリオンゲレンデ[2022シーズン営業休止](飯山市)

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(左)アクセス道には「オリオン」の文字。(右)ゲレンデ下の休止の案内。

戸狩温泉スキー場のホームページで、今シーズンのオリオンゲレンデの休業が告げられている。「今シーズン、オリオン第1ペアリフト並びにオリオンクワッドリフトの運行は休止とさせていただきます。尚、オリオンゲレンデは雪上を自由に使える貸し切りエリア『スノーバカンス村』としてオープン致します。」

戸狩はペガサスとオリオンという2つのゲレンデが沢を挟んで両翼のように広がり、その奥にすり鉢状のとん平ゲレンデがあるという構成。オリオンゲレンデが休業ということは片翼がなくなったような感じではないだろうか。やはり戸狩のメインはペガサス側であり、現状では過剰になりすぎた広さを整理する意味もあるのだろうか(→休止の事情については、コメント欄に情報をいただきました)。戸狩スキー場としての開設は1956年。

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(左)オリオン第1ペア。(右)オリオンクワッド。

戸狩温泉スキー場は私が小学1年のときに、はじめて訪れたまともなスキー場(当時は戸狩スキー場)。従って、私にとっては思い出深いスキー場である。父親に連れられて飯山線に乗り、戸狩駅からは2kmの道のりを歩いたことを憶えている。マイカーでスキーに行くことなどは稀な時代であった。当時は現在のペガサスゲレンデにシングルリフトが1~2本かかっていた程度だったと思う。その頃は民宿が多く、「民宿の戸狩」などと呼ばれていた。屈曲リフトも名物であり、いろいろと話題もあった老舗スキー場といっていいと思う。

その後、バブル期を経てゲレンデの規模は拡張された。近年はスノーボーダーが多く年齢層も若いという印象が強く、オールドファンには足を運びにくい雰囲気に感じられた。最近は雪ちゃりスノーライドなど新たな取り組みも行っている。集客のためにはそうした方向性になるのだろうとは思う。

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(左)オリオンゲレンデ・スキーセンター周辺。(右)遠景から左・ペガサス、右・オリオン。

12月中旬、ゲレンデオープンの少し前に現地を訪れてみた。アクセス道にはオリオンゲレンデの文字は残るものの、オリオンゲレンデ入口には「オリオンゲレンデ及び食堂、レンタルショップは休止中」と案内が出ていて親切。

オリオンゲレンデの下部まで行ってみると、傍らには圧雪車もスタンバイしている。施設自体に変わりはなく、貸し切りの受け入れはできる準備がされているのだろうと思う。現在のゲレンデ面積は過剰な気もするし、このままオリオンゲレンデがどうなるのか、予断を許さないと思う。(現地訪問:2021年12月)

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(左)営業を続けるペガサスゲレンデ。
posted by 急行野沢 at 18:20| Comment(3) | 飯山線沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年12月12日

五日町スキー場[2022シーズン営業休止](新潟県南魚沼市)

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(左)ゲレンデ下から見上げる。(右)並列で架かるセントラルリフト。

五日町スキー場のホームページで本年9月に「2021-2022冬期シーズン休業のお知らせ」が告げられた。「突然ではございますが、この度、新型コロナウィルス感染拡大の影響により2022年の冬期シーズンの営業を休業いたすこととなりました。(後略)」感染しにくいとされてきた子どもたちへの感染が強く心配されるとも触れられている。

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(左)セントラルリフト乗場とゲレンデ下の建物群。(右)セントラルリフト中間から見おろす。

五日町スキー場には、1998年3月に一度だけ訪れたことがある。実質リフト3本の
スキー場だけれど、緩急の勾配があるコースがあって、それなりの滑りごたえがあったと思う。地元の少年たちが練習に励んでいたことが記憶に残っている。

スキー場ガイドには「国道17号線沿いにあり、越後三山の雄大な山並みが一望できる。平均11度から32度のカベまで多彩に楽しめる」と紹介されていた(「日本のスキー場・東日本編'91・山と溪谷社)。最長滑走距離は2,300m。上越新幹線浦佐駅からバス10分。

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(左)ゴルフ練習場。(右)GREEN HOUSE脇から高原ゲレンデを見上げる。

11月下旬に現地を訪問してみる。国道17号から少し西に入った場所には、民宿街を示す看板も見られた。ゲレンデ下部にはセンターハウスやパトロール、レンタル、食堂などの建物がある。かつては賑わったであろうロッジも見られる。ペアとシングルがペアで架かる斜面は幅広の緩斜面である。

「グリーンシーズンを11月28日まで延長」という趣旨の看板を脇に見て、ゲレンデの中の車道を上って行くと、セントラルリフトの終点、高原リフトの乗場のある平坦地に出る。傍らには「五日町ゴルフ練習場入口」と看板があり、グリーンシーズンとはこれのことかと納得する。

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(左)高原リフト乗場。(右)高原ゲレンデ右奥には山頂リフト。

GREEN HOUSEと書かれたレストハウスの脇から見上げる高原ゲレンデは、ほどよい中斜面。その上には、遠目に山頂リフトも見える。こう見ると意外に奥深いゲレンデに感じられる。振り向くと越後三山が秋の晴天に輝いていた。休業理由がコロナだけであれば、収束すれば復活しそうだが、どうなのだろうか。(現地訪問:2021年11月)

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(左)セントラルリフト上の平坦地から越後三山を望む。