

(左)第1ペアリフト下からゲレンデ上部を見上げる。
「長野県下で最古のスキー場」と書かれた資料があったが、ほんとうかわからない。「大町市史」によれば、1927年(昭和2年)に開業したとある。大町市街から旧美麻村方面にわずかに行ったところ、大町から長野へ向かう特急バスも走る幹線といってよい県道沿いに位置する。幹線道路に面しているため、スキー・スノーボードをしない人でもここにスキー場があることを知っている人は多いと思う。
かつては道の東側にもいくつかのゲレンデが点在していたようだが、最後まで残っていたのは道の西側に広がる第1・第3リフトのあるゲレンデだった。ここは快適な一枚バーンだったが、それだけの規模ではなかなか集客は難しかったのではないか。周辺に数件のロッジやレストランが残っていて、ファミリーをターゲットにしていたようではあったが。2008年に閉鎖を表明し、跡地は「遊びの広場」として活用する計画と聞いたが、どう進行しているのか現地を見た限りではわからない。第1・第3リフトはまだ撤去されずにそのまま残されている。
「'86 SKI GUIDE(山と渓谷社)」には「北アルプスの玄関口・大町市郊外の丘陵地20haが道路を境にして、上級者向きの競技会も開催できる第1ゲレンデ、スキートロイカ・エスカレーターが設置されチビッコの講習会として多く利用される第2ゲレンデ、小学生に適したファミリーゲレンデのそれぞれ独立・分離された3ゲレンデとなって展開する。春から秋にかけては牧草地のため、小雪でも滑走可能となり、スキー場中央に駐車場があるので、車では大変便利」と紹介されている。中山第1リフト480m、第2リフト270m、第3リフト420m。
私は2003シーズンに子どもづれで訪れたが、トップシーズンの1月の土曜日だったにもかかわらず、数人しか滑っていない状態で寂しかった。正面の一枚バーンは距離は短いけれどけっこう楽しく滑れたと記憶している。


(左)営業していたときのようす(2003年1月)。
松本から、頑張って大糸線の一番電車に乗ると鹿島槍や栂池に行けたのですが、2~3番だとここ大町だった様に思います。道中も、今は線路を越えて程無くトンネルが掘られていますが、当時は旧道の方をバスが通っていて・・・。
当時は、第二ゲレンデがもっと大きかったんじゃないでしょうか。八方の一番上から見える、逆"く"の字形の白い斜面が、この第二ゲレンデじゃないかと思っています。(真っ直ぐと、くの字形と二本在った)
トロイカにも乗ったなあ。戻る時は林道を滑った様な感じで。
第一には途中に降り場が在った様に思います。
規模が大きかったのは第二ゲレンデではなくて、ファミリーゲレンデです。こっちの上方の逆"く"の字が好きだったのです。
但し記憶のゲレンデがファミリーゲレンデと同一かは疑問なんですけど。
初日だけ時間が空いていたので、大町市営に行ってきました。でも。。。30分したら飽きました(苦笑)ゲレンデのまんまん中に木が植えてあってそこがジャンプポイントになっていたのでそこでジャンプして遊んでました。
その宿は昔1回泊まった事があって、そこのおじさんに男全員集められて、そこの娘と集団見合いさせられたのを覚えています(苦笑)。勿論婿入りです。まかり間違って結婚でもしていたら人生どうなっていたのでしょうか・・・
現在、勤務先の過去のスキー実習に関する記録を整理しており、
2000年まで、大町スキー場を実習先として利用していました。
突然の連絡で恐れ入りますが、こちらのブログの写真を紀要の中で利用させていただくことは可能でしょうか。