2009年04月18日

野辺山スキー場(レーシングキャンプ野辺山)(南牧村)

 P1010951a.jpg  P1010939a.jpg

まだ、「野辺山スキー場」という名前だった1992年2月に東京から友人と2人で出かけた。その時の印象は、人工雪のハードバーンの多いスキー場で、レース派や本格志向の滑り屋が集まっている感じだった。やはり、その後2004年に経営主体が変わり、レース派に的を絞った運営にしたようだ。もともと積雪の多い地域ではない。首都圏からの近さがメリットだったが、間近に大泉清里・ザイラーバレー(シャトレーゼ)などといったゲレンデも林立していた。私の感覚では「新しいスキー場」という感じがしていたが、1984年開業というからもう20年以上営業していたことになる。

日本で最も標高の高い小海線野辺山駅から、宇宙電波観測所を過ぎた先にあり、飯盛山の北面に3列のリフトが平行にかかっている。駐車場に一番近い西側がいきなり上級コース(レッドコース)で、そこを通らないと東側の初・中級コースに行きづらいので、初中級者や家族連れにはなかなか足を運びにくいゲレンデだったのではないか。それを逆手にとって、レース派に絞ったのだろうが。

「'86 SKI GUIDE(山と渓谷社)」によれば「野辺山高原飯盛山(標高1,650m)の北斜面11haに、2基(当時)のリフトが架設され、4コースとなって展開する。トレーニング専用バーンもあり、常時整備されているのでポール練習もできる。標高が高く冬期はつねにマイナスの気温で、人工降雪には最高の条件にあり、スノーマシン3基・スノーガン24基を各ゲレンデに配置し、降雪によってゲレンデはベストコンディションに整備されている。東京から2時間30分と交通の便もよい」と記載されている。最大斜度30度。

昨年秋に2009シーズン(2008年12月〜)の営業を行わないとのニュースが飛び込んできた。南牧村は新たな経営主体を探している模様だが、いろいろなニュースを聞くにつけ、存続の可能性は楽観できないようだ。山梨方面に行く用があって、その帰りに寄ってみた。当然ながら、現地にはリフトやレストランなどの施設もそのまま残され、再びスキーヤーが訪れる日を待っているように見えた。振り返れば、残雪をまとった八ヶ岳が午後の陽に輝いていた。

P1010933a.jpg  P1010960a.jpg

この記事へのコメント
オープンから数年間は、年に1回程度行っていました。たまに草レース的なイベントをやっており、参加費500円で記録と景品がもらえたような記憶があります。
確かに人工雪らしい固いバーンで、エッジングの練習にはもってこいでしたが、長時間の滑走は体力が必要でしたね。
15時を過ぎるとゲレンデの大半が日陰になって、えらく冷え込んだ覚えがあります。
懐かしいです。
Posted by スティーブ at 2009年12月16日 10:15
かつてはナショナルチームが練習場所したり、ポイントレースや県連の大会を行うなど、レーサーのメッカのようなイメージでしたが、もともと気温は低くてもたいして雪が降らない場所で、スノーマシンを稼動させるコストを思うと、大会がないときの閑散ぶりからして、閉鎖は時間の問題でしたね。なお、天元リゾートなる持ち主はスノーマシンを九州に移動させてそちらで営業してるそうです。
Posted by snowman at 2010年04月02日 14:10
コメントお寄せいただき有難うございます。
スノーマシンを九州に移動ですか。すごいですね。
やはり少々無理してつくったスキー場ということになるのでしょうか。
Posted by 急行野沢 at 2010年04月02日 21:23
今現在、本当にどうなってるんでしょうか。最近行ってないので、気がかりでしたが。。。
野辺山で10数年前にテクニカル取りました。駐車場で車中泊したのですが、かなり冷えて、寒くて夜中トイレに起きました。駐車場の寒暖計がマイナス25℃を表示していました。
次の日の検定が野辺山お得意のカリカリのアイスバーンで、一発目が急斜面小回りでした。硬いコブでしたが、手堅くこなし、その後、得意のはずのロングでスタートからかっ飛ばしすぎて、最初のコブで失敗ジャンプした記憶が鮮明に蘇ってきます。
野辺山のテククラ合格者は、食堂に合格年毎にネームプレートが貼られるのですが、自分の名前があったことが懐かしいです。
固いバーンの練習には最適で、友人と良く通ったものです。
Posted by atomicogasaka at 2010年12月28日 01:43
初めまして。
以前東京に住んでいましたが、わけあって10年ほど前に北海道に戻りました。

野辺山スキー場は休止してしまったんですね。ちょっと驚きです。1980年後半頃から1990年前半まで毎冬一度は訪れた馴染み深いスキー場なので、残念です。

野辺山の駐車場は土日祝日は有料でしたが、夜間は無料になるので、よくナイターを利用していました。寒いけれど、夜になると風がなくなるし(日中は結構風が強かった)、ロッジも空いていたので私のお気に入りでした。

野辺山スキー場での草レースにも参加したことがあるのですが、バーンが堅く、転んで痛い目にあったことを覚えています。でも今では楽しい思い出ですね・・・

北海道でもたくさんのスキー場が閉鎖になっていて、さびしい思いです。マイナーなスキー場ですが、上砂川国際スキー場という空知にあるスキー場もなくなってしまいました。ここは学生の頃によく行っていたスキー場で、ひなびた感じがいい味出していたのですが。
Posted by エルー at 2011年01月29日 22:43
エルーさん、コメント有難うございます。野辺山ができたのは、もう四半世紀以上前になりますが、私にとっては最近出来たスキー場という感覚。年齢のせいか、80年代以降くらいのことは、すべて「最近」という範疇になっている気がします。
Posted by 急行野沢 at 2011年01月31日 13:22
野辺山閉鎖していたんですね〜
野辺山は料金が高くていつもザイラーバレー
に行っていたんですが、野辺山もどこかに
買収されていれば、存続していたかもしれませんね。
スノボー客お断りだったのでは・・・
Posted by リバー at 2012年12月18日 21:33
南牧村も経営主体を探していたようですが結局、見つからなかったようです。

2000年のスキー場ガイドを見ると、スノーボードは「コース限定(スーパーレッドコース・レッドコースは不可)で全日滑走可能」となっていますので、お断りではなかった時期もあるようですね。
Posted by 急行野沢 at 2012年12月21日 09:11
野辺山の雰囲気は好きでしたね、のんびりしててね、あの辺りは景色も良いし、大人のリゾートホテルができても良いのになー。
Posted by ピョン吉 at 2017年02月14日 07:25
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/117728069
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック