2009年05月10日

地附山スキー場(長野市)

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(左)ゲレンデ最上部から下部を見おろす。左奥の飯綱山山麓に飯綱高原スキー場が見える。 (右)ゲレンデ最上部にあるロープトウの残骸。

地附山は長野市街の北側に位置し、隣り合う大峰山とともに、私が子どもの頃に長野市民の手軽なレジャーの場として開発された。善光寺の北にある雲上殿付近から地附山山頂にロープウェイが設けられ、山頂には小さい動物園などの施設があった。しかし戸隠バードラインの開設により、飯綱・戸隠方面への通過地点となってしまい、また、1985年には大規模な地すべりが発生したことから、あまり人の訪れない場所になってしまった。ロープウェイは地すべりより前、1975年に営業を休止しており、現在は登山道を歩かないと登れない。

この地附山の北側斜面に地附山スキー場があった。1962年に開設され、1970年まで営業していたらしい。ロープトウが1基あるだけの小さなゲレンデだったが、長野市内の小学校のスキー教室なども行われていた。私の小学校のスキー教室は飯綱高原スキー場だったが、それとは別の機会にここで数回滑ったことがある。子どもにとってみれば、十分に楽しいスキー場だった。

地附山山頂から、西側の大峰山との鞍部に向けて少し(2〜300m)くだったあたりに、錆びついたロープトウの残骸が今も放置されているのを、この山に登って目にした方は多いと思う。ここがゲレンデ最上部で、北側に向かってゲレンデがくだっている。途中にロープトウの支柱の残骸もあり、さらにヤブをこいでくだるとゲレンデ最下部と思われる平地に出る。ここにもロープトウの残骸がある。さらに真北に100mほど進むと戸隠バードラインに出る。とはいっても、前述の地すべり以降、この場所は車の通行ができなくなっている。むかし来たときにはバスでバードラインから入った記憶があるが、付近に駐車スペースやバス停の痕跡などはない。記憶は曖昧模糊としている。

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(左)スキー場最低部と思われるあたりにロープトウ機器の残骸。 (右)戸隠バードラインに出るが、ここを通る車はない。

なお「長野市誌」には、物見岩周辺に地附山第2スキー場があったと記載がある。物見岩周辺はスキー場がつくれるとは思えない急傾斜。もう少し下の霊山寺あたりか、大峰山と地附山の鞍部あたりにあったのかもしれない。
ラベル:スキー 長野
posted by 急行野沢 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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