2009年07月04日

芦峅寺スキー場(その1)(富山県立山町)

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(左)草が生い茂るゲレンデ。 (右)振り返ればふれあいセンターの向こうに対岸の立山山麓スキー場。

富山市内や北陸道・立山ICから立山へと上っていく県道6号線や富山地方鉄道の線路は、やがて常願寺川の細い谷に沿うようになり、立山ケーブル・立山道路を経て室堂へ、黒部アルペンルートへと続く。その途中、立山博物館のある芦峅寺集落の先の左手山腹に開かれていたのが芦峅寺(あしくらじ)スキー場。立山山麓三スキー場(極楽坂・らいちょうバレー・あわすの)とは常願寺川の対岸という位置関係にあり、そちらとは対照的に地元の人々を対象としたスキー場だったと思われる。長野に住んでいれば、なかなか北陸にスキーに行こうという気にはならず、私も富山県内のスキー場に滑りに行ったことはないのだが、たまたま富山方面に所用があり訪れてみた。

山頂に向かってゲレンデ右側にシングルリフトが1基、左手にペアリフトが1基。距離が長いシングルリフトの方が一足先に廃止されていたようだ。山頂部には立山青少年自然の家がある。現在では、リフトはいずれもすっかり撤去されているが、レストハウスであった「ふれあいセンターあしくら」の建物は残されている。ゲレンデは少しずつ草の海に飲み込まれようとしていて、振り返れば、こちらはリフトなどの施設も現役のままの立山山麓スキー場。縦横無尽に開かれたゲレンデが目にはいる。

立山町のホームページを見ると、「芦峅寺スキー場は、平成16年3月で営業を終了しました。」とある。富山地方鉄道の千垣駅。このスキー場の最寄り駅といっても、ここで下車してスキーに向かう人は近年ほとんどいなかっただろうが、その駅名標にはいまだ「芦峅寺スキー場」の文字を見ることができる。

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(左)富山地方鉄道・千垣駅。

こちらもご覧ください→「芦峅寺スキー場(その2=富山KINGS)(2016年4月7日)」
ラベル:スキー 富山
posted by 急行野沢 at 12:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 富山県 営業休止のスキー場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
写真の芦峅寺スキー場は、第二次と言えるでしょう。第一次は芦峅の集落にある神社の裏道を歩いて登り、ロープトゥがあるだけのスキー場でした。

芦峅は、富山地方鉄道の社主であった佐伯宗義氏の居住地であり、北アルプス立山一帯の山小屋を経営する人たちが住む集落です。

私も10代のころは、立山山麓のスキー場をホームグラウンドにして滑りましたが、この芦峅寺スキー場は車窓から眺めるだけで、滑ったことはありませんでした。

時代の趨勢で営業中止となったようですが、車窓から眺めた一面の銀世界ピステが懐かしく思いされます。
Posted by 茶木寿夫 at 2011年10月27日 14:37
茶木寿夫さん  これ以前に第一次スキー場があったのですか。富山のスキー場については知らないことも多いのでお教えいただけると助かります。
Posted by 急行野沢 at 2011年10月27日 22:22
第一次の芦峅スキー場を知っているのは、おそらく地元芦峅の人くらいでしょう。

私はたまたまスキー研修会で、中学の体育の先生と数人で、そこで合宿したことがあったの、知っていたわけです。

その時のことや関係の写真は、丁度私が今連載している「スキーに魅せられて」のブログ連載で、記しております。

よろしければ、どうぞご覧ください。
立山山麓のスキー場や、貴殿も書いていらっしゃる猿倉山スキー場なども、出てきます。

時代の変化は世の常ですが、やはりさみしいですね。
Posted by 茶木寿夫 at 2011年11月07日 19:47
1990年から1992年頃だったと思いますが、ポール練習によく通いました。
無料でポールを貸してくれ、また一人でもOKだったので。
斜面左手にあったペアリフト終点からシングルリフト側へ斜面を横切ってスタート地点として滑ってました。
リフト券も1日券が確か2000円で安かったので本当によく通いました。
スキーセンターも貸し切り状態で、スタッフの方とも仲良くなれるいいスキー場でした。
Posted by RATA at 2016年09月04日 00:26
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