(左)金谷山スキー場リフト下から白旗山スロープを見上げる。(右)日本スキー発祥記念館内に展示されているレルヒ少佐の像。当時は一本杖を使っていた。
上越地方が大雪に見舞われているさなか、金谷山スキー場とそれに隣接する日本スキー発祥記念館を訪問した。金谷山スキー場は、1911年(明治44)にオーストリア・ハンガリー帝国(当時)のレルヒ少佐により日本に初めてスキーが伝えられた場所として知られている。スキーヤーにとっては「聖地」ともいえるスキー場。今日でも営業を続けているけれど、ある意味で究極の「追憶のゲレンデ」ともいえると思う。レルヒ少佐の銅像や日本スキー発祥記念館が置かれ、2月にはレルヒ祭が開催されるという。来年はちょうど100周年にあたるので、いまからいろいろ計画されているようだ。
金谷山スキー場では間断なく雪が降り続き視界が悪くて快適な滑走とはいかなかったが、記念館(見学料金おとな300円)はレルヒ少佐の功績やスキー技術・道具の変遷がわかり、興味を持って見学することができた。
ラベル:スキー発祥