
(左)東側から見た角万寺スキー場の全景。 (右)道路脇の案内板には「角万寺スキー場」の文字が。
市町村合併が進み十日町市も市域がずいぶん広くなった。信濃川左岸の旧川西町も十日町市の一部となったが、このような合併により地域の個性や特色が失われないでほしいと思う。
そんな旧川西町に所在していた角万寺スキー場。千手温泉の西側を南北に走る道沿いに「川西モトクロス場」の標識があり、それに従って西に曲がる。つきあたりにある寺の手前を右に行けば「角万寺スキー場」と書かれた建物があり、事務所・食堂と圧雪車の格納庫を兼ねていたようだ。その上の小丘陵にゲレンデ延長500m標高差50mのコンパクトな斜面が開かれていた。
「広報かわにし(昭和62年1月10日)」には「千手地区、通称角万寺に町営スキー場が完成し、昨年12月14日にスキー場開きが行われました。地元30代40代の有志の熱意と、大勢の寄付者の方々、それと町が協同して完成したスキー場です。管理棟とロープ塔(全長272.1m)の利用運営は、角万寺スキー場管理組合に委託することになっています」と掲載されている。地域の方々の努力で子どもたちのためにつくられたスキー場だった。当初は大変な賑わいだったようだが、徐々に賑わいも薄れていったようだ。現在までの調査ではスキー場としての活用がされなくなったのがいつかはっきりしないが、遅くとも2006シーズンには休止されていたようだ。
今冬は積雪が多く、3月下旬になっても1メートル近い雪が周囲の田畑を覆っている。かつてのゲレンデにもまだ十分に滑走にたえる積雪がある。どこからかスキーを楽しむ子どもたちの歓声が聞こえてきそうだ。小雪の舞う中、ゲレンデ下に立っていると、傍らの木から木へとリスが跳び移るのが見えた。里山の豊かさが感じられた。(現地訪問:2010年1月・3月)

(左)ゲレンデ下の建物には、仮設トイレの裏に「角万寺スキー場」の文字。
ラベル:角万寺スキー場
衝撃でした、自分もやってましたね、ローカルスキー場めぐり
90年はじめ頃からはまってました
ここにも紹介されたARAIで雪崩管理の仕事やってたりもしました
しまっちゃったんですよね、残念。
好きだったのは加山キャプテンコーストや中里のナイター
とにかくパウダー(ノートラック?)求めて右往左往してました
浦佐も好きでした 今はニセコにいますが、新潟、群馬はやっぱり
自分の青春(笑)でした
今はニセコですか。うらやましいです。
加山キャプテンコーストや中里は最近、私も(長野に引きこもってしまったので)行っていませんがどうなんでしょうか。どなたか情報をお寄せください。
加山キャプテンコースト、中里(今は湯沢中里に変わりました)は今年も行きましたが、健在です。
加山キャプテンコーストは行く度にお客さんが少なくて本当に心配なんですが…。
その分、降雪後はパウダーの競争率が低くて食べ放題でした。
膝くらいまでの深さですけれど。
湯沢中里も非圧雪の表の壁は健在です。
まだブログに更新してないので、申し訳ない。
ここも昔単身赴任で住んでいた地元でした。2007年
春からこの辺に私はいましたが、地元の人との会話の中には出てこないスキー場でしたね。仕事柄、十日町・小千谷
長岡地域を転々としてましたが、ノーマークでした。
急行野沢様は、地元人以上に詳しいので驚いてしまいます。