2010年10月09日

OMサンタの森スキー場(富山県南砺市)

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(左)スキー場入口の掲示。(右)ゲレンデ下には白いレストハウスとレンタルスキーの建物。

富山県西部に広がる砺波平野は、屋敷林を周囲にめぐらせ家々が離れて点在する「散居村」という集落形態で知られ、教科書にも必ず登場する。その砺波平野を南北に走る国道156号を南下して車を進める。木彫の町としていられる旧井波町(現在は南砺市)や、旧庄川町(現在は砺波市)の中心部を過ぎる頃には平野も尽き、下流では砺波平野を潤している庄川に沿う深い谷へと道は入っていく。「飛騨合掌ライン」という掲示があり、この156号が五箇山・白川郷、そして郡上の谷を経て岐阜まで到達していることに思いを馳せる。小牧ダムのつくるダム湖に沿うあたりはスノーシェッドが連続するが、その合間に右に山腹を登る道が分岐する。分岐場所にはスキー場を示すものはないが、「手打そば」「自然教室」などの案内掲示があった。

庄川の谷をつくっている急な斜面を車で上がっていけば、採石場を左に見て、いくつかの駐車スペースをもつスキー場の入口に到着する。OMサンタの森スキー場の跡地だ。ゲレンデに面して白い建物が2棟。ひとつはレストハウス、もうひとつは貸スキーやパトロールが入っていたようだ。「富山そば研究会」「手打そば」という幟がたてられていて、レストハウスでは休日を利用してそば打ち体験などのイベントが開催されているようだ。市民活動などに利用されている様子で、それは喜ばしいことに違いない。

ゲレンデの下部は緩やかな傾斜。リフト乗場などはきれいに撤去されているが、中腹から上部にかけてはリフトの鉄塔などが残っているのが見えた。上部はなかなかのハードバーンに見える。

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(左)ゲレンデ下から見上げる。(右)ゲレンデ案内図がまだ残されていた。

「オールスキー場完全ガイド2000(立風書房)」には「牧草地を利用しているので、全体的には緩やかな斜面をもつファミリー向けスキー場。コブ斜面もあり。標高は低いが積雪は多い。連日ナイター営業しているが、週末には全コースでナイターが可能になる」と案内されている。ペアリフトが2基あった。北陸道砺波ICから15kmだから、周辺各地からのアクセスは容易だったはずで、最盛期であれば連日のナイター営業もうなづける。現在の調査では営業休止の年月ははっきりしないが、10年ほど前と思われる。(現地訪問:2010年9月)
posted by 急行野沢 at 01:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 富山県 営業休止のスキー場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この写真には写ってないが、隣の小さな建物に、口数の少ないおじいさんと明るいおばあさんが経営していた食堂がありました。

もう10年前だがそのおばあさんが、転勤できていた自分にすごく優しい人でした・・・

がしかし、おばあさんの娘が困っているとのことで、お金を貸してくれと言われ、若かった私は、”必ず返すと言う言葉”を信じてしまい恥ずかしながら10万程貸してしまいました。貸してから、また電話があり貸してくれと・・貸さなかったのですが、それっきり音信不通・・・取られました。

もうお金は返って来ないですが、その人はもう亡くなっちゃったかな〜



Posted by at 2011年05月26日 21:23
子供が小さいころ名前に惹かれてちょっとだけ滑ったことがあります。
名前と違ってけっこう大きなコブと方斜面で子供を抱っこしながら滑るのに苦労した覚えがあります。
経営を続けるには無理がある規模でしたね。
Posted by スラ at 2015年08月11日 13:00
3だけ滑りに行きました。
1度は初めてのスキー場だから、という理由と、近く富山県スキー連盟公認の大会(回転競技)が行われるという理由で。
2度目は昼間の大会、最後になった3度目はナイターでの大会。
いいスキー場だったのに、残念です。
Posted by TAK at 2016年01月09日 00:16
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