
(左)第2高速リフトから見た朝日山ゲレンデ全景。
万座は好きなスキー場のひとつ。私などのレベルにとっては、ちょうどよい中斜面が揃っているからだと思う。温泉の歴史は古代からという説もありはっきりしないらしいが、それほど歴史ある温泉地でもあり、そのせいか西武系でありながらあまり西武カラーを強くは感じない。そういえばバブル期を象徴する「私をスキーに連れてって」もこの万座が舞台のひとつになっていた。
その万座温泉スキー場の朝日山ゲレンデが今シーズンから営業休止となっている。同スキー場のゲレンデ案内にも「今シーズンより朝日山エリアの営業を休止します」と明記されている。復活しない可能性が大きいこともうかがわせる。
朝日山ゲレンデは、メインのプリンスゲレンデや万座山ゲレンデから谷をひとつ隔てた東側に位置している。万座山方面から熊四郎コースという連絡コースがあったが、幅が狭く「ビギナーはシャトルバスで移動を」とスキー場ガイドにも書かれていた。万座に来ても多くの人は朝日山ゲレンデには足を向けなかったのではないだろうか。ペアリフトが2基架かり、最大斜度27度。中上級者のトレーニングには適度な斜面だったと思う。
万座には何回も滑りに来ているが、1988年に朝日山ゲレンデ直下の温泉旅館に宿泊した時のことが印象深い。職場の仲間で、目の前のゲレンデで2日間楽しく滑ることができた。ときにプリンス側に遠征したりもしたが、そのときは滑り応えはプリンス側よりも朝日山ゲレンデの方があると感じた。そして、滑った後の白濁の温泉はなんともいえず、からだの芯まで溶けてしまいそうだった。
(左)プリンスホテル脇から見た朝日山ゲレンデ。(右)朝日山第2ロマンスリフト乗場と朝日山ゲレンデ。
年始の休暇を利用し、万座ハイウェーのスノードライブを楽しみながら万座温泉スキー場に出かけた。滑りを楽しんだ後、朝日山ゲレンデをのぞいてみた。リフト周辺も除雪され、リフト施設はそのまま残されていた。斜面には土や草が出ているところがあり、整備されていないこともあろうが、風で雪がつきにくい斜面だったのかもしれない。プリンスゲレンデがそれなりの賑わいをみせていたので、いっそう寂しさを感じた。(現地訪問:2012年1月)
こちらもご覧ください → 「万座温泉スキー場・朝日山ゲレンデ[その2]」
ラベル:万座温泉
でも・・・プリンスホテルまで戻るのには当時はシャトルバスがなかったので板を脱ぎ担いで道路を汗を流しながら歩いた記憶があります。
とうとう休業ですか・・残念です。 表万座も休業ですか?やたら風が強く寒いゲレンデとしか記憶がないですが・・中級者には面白みがないゲレンデだったような・・・ともに残念です。
「なくなってしまう前にもう一度滑っておきたい」という発想はなかったですが、おっしゃるとおりです。東北はエリア外なのでしょうが、個人的には地味だが快適なロングコースのある宮城県の鳴子スキー場が無くなった時はショックでした。
これからも読ませていただきます。お気をつけてスキーライフを楽しんでください。
乱文、失礼しました。
こちらのサイト時々拝見いたします。
万座の朝日山ゲレンデ、パウダーポイントとしてもとても気に入っていたのに、今年から休止なんですね。
ホントに残念です。
一昨年最後に行ったときは、表万座では雨だったのが、ここではバフバフの雪が降り積もっていて、一日ずっと朝日山ゲレンデで楽しませていただきました。
たまたま一緒に誘って行った北海道から転勤で東京に来てた知り合いも、ここのパウダーとコースにとても満足していて、次はいつ行こうかと、今季もずっと積雪をチェックしていたのですが、いざホームページを見たらコースから消えていたので、朝日山ゲレンデで検索してこちらを見つけました。
去年は妊娠して残念ながら行けなかったので、是非もう一度復活していただけるようスキー場にリクエストしてみたいと思います。
今はスノーボードで行きますが、スキーをしていた幼稚園、小学生の頃からお世話になっていたスキー場なので、是非とも以前の万座を取り戻してほしいです。
シングルリフト1本だけのゲレンデだったようです。急行野沢さん、ぜひ調査してアップして下さい。
熊池ゲレンデは昭和時代のマップにはあるみたいですね。
万座温泉ホテル聚楽に行った時、廊下にあった地図には書いてありました。
「失われたロープウェイ」さんところの万座ロープウェイのマップには記述されてますね。
http://www.8beat.com/ropeway/manza.htm
ちょうど万座温泉に入る最後の右カーブ(草津口から上がる場合)のちょっと手前の左側あたり、地形図で噴気孔マークの左の方にあったようで、万座温泉スキー場プリンスゲレンデから、あのあたりかな?という感じで見えます(沢を渡る橋が見えましたが、スキー客が通えるように?)
ただ問題は、平成13年9月16日に地すべりが発生して跡形も無くなっている可能性が高いです。
http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/agatuma/manza-gaiyou.html
ちなみに1975年の空中写真でもよくわからないですが、古地図にあった石楠花山荘らしき建物はわかります。しかしこの写真でも、このあと地すべりが起きたと言われても納得できそうな感じですね…。
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=CKT7511&courseno=C18&photono=12
懐かしく拝見させていただきまして、、、
かれこれ二十数年前です(私をスキーに連れてってが公開された)あの良き時代 実は縁あって万座温泉スキー場パトロール隊に4シーズンほどおりまして(若かりし20代 東北より出稼ぎ隊)とても懐かしい思い出が蘇りまして書き込みさせていただきました。万座山コースから熊四郎を通り朝日山へ 熊四郎出口から朝日山間は斜面に張られた漁網ネットで雪を付け 幅を出し(LMC)圧雪車を通したり 波乗りコースは波のように 起伏をつけけたり 大回転コースはその名のように毎月(月例万座大回転大会が開催され 懐かしい思い出です。朝日山には黒岩達介スキースクールも有りましたねー 当時のみんなどうしているやら こちらも当時の連中引き連れてもう一度訪ねてみたいものです。嬬恋村
朝日山ゲレンデ。
最高のゲレンデでした。
13年前、私は万座の朝日山でSAJ2級を取りました。
とにかく雪質が良くて、いつもホテル前は素通りで朝日山に来ていました。
私のスキーを上達させてくれたのは間違いなく朝日山です。
第2ロマンス朝から停止まで滑っては乗り滑っては乗り・・・。
一日中乗ってました。
万座スキー学校が無くなったことを先ほど辿った他のお方のHPで知りました。
ショックでした。
ハウスユキもないんですね。
スクールも本当にお世話になりました。
理由があって群馬に立ち入らないようになり、すっかり万座のことは記憶の彼方でした。
朝日山が週末しか営業しなくなったところまでは知っていましたが・・・。
せつないです。
知らなかったとはいえ・・・。
今日このHPに出会ったのも何かの縁でしょう。
おかげで遅ればせながら、朝日山のことを知ることができたのですから。
ありがとうございました。
懐かしく拝見しました。
昔よく通いました。
万座山ゲレンデから熊四朗コースを通って朝日山ゲレンデへ。
朝日山から万座山ゲレンデへは車道を滑って降りて一日中滑りました。
草津で滑り、猛吹雪の中、逢の峰リフトを降りて万座側へツアーをした事も有りました。
元万座パトロールが同行していたので無事にたどり着きました。
帰りは万座ロープウェイで草津へ。
これに乗ったのは廃止される年だったようです。
懐かしい思い出です。