(左)国道沿いに残っている案内板。(右)リフトが撤去されたゲレンデ。
越後アクシオムについては、その後リフトが撤去されたなどの情報が寄せられていた。その事実関係を調べに訪れてみた。
国道252号沿いには「右折 AXIOM 大駐車場完備」と大きく書かれた案内板がいまも残されたままだ。看板を支えている鉄柱が錆びているのが、廃スキー場だいうことをかすかに示している。日に数本の列車しかない只見線のレールを踏切で越えてゲレンデ下に出る。
ゲレンデ下に立つと以前は残されていた第2ペアリフトの姿はまったくなくなっていた。斜面にはリフトの鉄柱も見あたらない。斜面上部を見上げると、上部にリフト終点の姿が残っていることは認められた。斜面の下部には畑地も開かれていて、近所の方が畑仕事をしている姿も見られた。魚沼の地も収穫の季節を迎えていた。
(左)ゲレンデ上部に残されているリフト終点の施設。(右)廃墟化が進んでいるレストハウス。
ゲレンデに隣接して立つレストハウスは赤・白・緑の3色に塗られた屋根が印象的。クワッドリフトの新設を予定してこの場所に建てられた理由は、以前コメント欄に情報が寄せられたとおり。ただ、屋根板が曲がり、窓ガラスも割れたりして、廃墟化が進んでいるように見えた。(現地訪問:2013年9月)
こちらもご覧ください → 越後アクシオムスキー場 2009年9月20日
越後アクシオムスキー場(その3) 2021年4月14日
興味深い廃スキー場やゲレンデとして日光湯本温泉スキー場(ゲレンデ一部閉鎖)や苗場スキー場の浅貝ゲレンデ上部、尾瀬岩鞍西山ゲレンデの一部などがあります。是非おすすめしたいなと思いコメントさせていただきました。