(左)ゲレンデ入口には「白馬みねかた」の掲示が残ったまま。(右)深い雪に覆われたゲレンデ。
今シーズンから営業を休止している白馬みねかたスキー場。前回レポートは、シーズンイン前のものだったので、実際、冬になってからはどんな様子なのか知りたいと思っていた。
日曜日の午後3時過ぎ。通称オリンピック道路には、そろそろ白馬方面からの帰り車が増えてきたようだ。サンサンパーク白馬脇の信号を曲がり、国道406号線に出て白馬駅方面へ。ゲレンデ入口には「白馬みねかた」の掲示は出されたままだったし、駐車場は除雪されていたが、当然ながらゲレンデ下部も深い雪に覆われて、ひっそりとしている。
ゲレンデ下のいくつかの建物は撤去されてはおらず、そのままの状態。リフトはチェアを撤去されただけの状態だ。人の姿も見えず、物音もせず、嶺方の集落は雪の中でひっそりと息をひそめているかのようだ。昨秋の地震ではこのあたりもかなりの被害があったはずだが、その様子もよくはわからない。
ゲレンデ近くには何軒かのペンションなどもあったはず。そう思って見渡しても、近隣の建物はひっそりとして客の姿は感じられなかった。ここに宿泊して、白馬の別のスキー場に送迎するという方法もあるのではないかと考えていたが、除雪もされていない建物を見ると、そのような選択をする客は多くはないようだ。(現地訪問:2015年2月)
(左)ゲレンデ下部の建物やリフトはそのまま雪に埋もれている。(右)リフトはチェアを取り除かれただけの状態。
こちらもご覧ください → 白馬みねかたスキー場(その1) 白馬みねかたスキー場(その3)