2017年03月09日

志賀高原の休廃止リフト(その4 熊の湯~横手山・渋峠)(山ノ内町)

志賀高原の休廃止リフトの現地レポート。最終回は熊の湯・横手山エリア。横手山は廃止リフトが見られない。それだけもともと輸送力がスリムだったということだろうか。周辺では前山や笠岳が廃止になっているのだが(別途レポート済)。
訪問時には一の瀬・高天ヶ原方面にくらべると滑っている人の数は少なく感じられた。横手山山頂部からの展望は素晴らしかったが。
(■=撤去、▼=休止=現存しているがゲレンデマップから削除、●=訪問時運休、【 】内は最下段地図上のリフト番号))

(59)DSC01782_kuma1.JPG (63)DSC01800_kuma2.JPG
(左)熊の湯第1ペア右側に熊の湯第1リフトがあったはずだが撤去されている。(右)熊の湯第2ペアリフトA線・B線。かつてのシングルリフト3本から架け替えられている。

■熊の湯第1リフト【59】
熊の湯の一番右手に第1ペアと平行して架けられていたが撤去されている。これらリフト終点から右へ行くと笠岳スキー場に滑り込めたが、笠岳は廃止となっている。

■熊の湯第2リフト(A・B・C線)【63】
現在は第2ペアA線・B線の2本に架け替えられている。輸送力はアップしているはずだが、リフト本数は1本減っている計算になるので、一応ここにあげておく。
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(65)DSC01796_kuma4.JPG (75)DSC01817_shibuq.JPG
(左)熊の湯第4ペア。訪問時には運休。(右)ゲレンデ左手に稼働しない渋峠第2クワッド。

●熊の湯第4ペア【65】
訪問時にはリフト乗場は雪に覆われていた。今シーズンあまり稼働した気配がない。今後、稼働することがあるか注視していきたい。

▼渋峠第2リフト【75】
渋峠ゲレンデのトップに向かって右手にクワッドが架けられていて、いまも施設は残っているもののゲレンデマップからは削除されてしまった。施設の建物はやや老朽化が目立つ。今後、稼働することは期待できない。
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(55)DSC01774_kido.JPG shiga_img003.jpg
(左)木戸池リフトの田の原湿原側。(右)1992シーズン。ゲレンデマップ。熊の湯・横手山周辺を抜粋。

●木戸池リフト【55】
訪問時には木戸池リフトは稼働しておらず、ゲレンデも圧雪されていない状態だった。ネット上の掲示を見るとその後稼働している日があったので、宿泊団体客のスキー教室などがあって稼働させたということだろうか。としても稼働日数があまりに少ない。(現地訪問:2017年1月・2月)

こちらもご覧ください → 志賀高原の休廃止リフト(その1)
こちらもご覧ください → 志賀高原の休廃止リフト(その2)
こちらもご覧ください → 志賀高原の休廃止リフト(その3)
この記事へのコメント
急行野沢さん、こんにちは。
熊の湯、横手山へ二月半ばに久々に行ってきました。
東日本震災の翌日以来でした。
熊の湯の食堂も当時より廃業が目立っていました。
客も修学旅行の生徒がいなくなるとガラガラ状態で、飲食関係の不振は当然かもしれません。
熊の湯のゲレンデとしてはかなり滑りやすく広がったように思います。
以前、横手に行くのに沢沿いに横手下部に滑っていったと思いましたが、今回は広めの林道沿いに滑り込むと横手第二の前でした。
かなりコースに手を加えてきたのではないかと思います。
渋峠は下から見て右半分の索道は廃棄状態が長いようですね。やはりゴンドラのないゲレンデは人気がないようです。
横手はゲレンデとしての面白みも少ないので冬のエリアとしてよりも、ハイカーシーズンのほうに力を入れているんではないかと思います。
Posted by スラ at 2017年03月09日 12:06
横手山3本しかやってないよ
Posted by ski2級挑戦中の旅人 at 2017年04月02日 16:56
横手山もそれ以外のリフトが稼働していた時期がありましたので、それらは休止リフトに入れていません。時期により稼働するリフトもまちまちなので、どこまでを取り上げるかは微妙なところです。
Posted by 急行野沢 at 2017年04月02日 18:41
渋峠のクワッドは横手山とは別会社が運営してました。
下のレストランと一体経営だったと筈で、同時に営業しなくなっています。
ペアリフトが元々横手山の物だったかどうかは解りません。
志賀高原の下の方、現在中央エリアと言ってる志賀高原リゾート開発も元々はエリアごとに別会社だった気がします。
Posted by ばつまるい at 2018年05月03日 11:43
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