(左)まだ残されていたセンターハウス。(右)メインゲレンデにロープトゥが設置されていた。
「越後アクシオムスキー場」の項に「圧雪車で整備され一番下のコースに新しいロープトゥーがありました」というコメントをお寄せいただいた。自分の目でも確認したいと思い、大湯温泉スキー場を訪問した帰り道に、アクシオムスキー場の跡地に寄ってみた。
ややゲレンデから離れた場所にあるセンターハウスの周辺は重機で除雪され、建物はスケルトンだけになりながらまだ残っていた。その先のメインゲレンデには、すでに以前のリフトはすっかり撤去されているが、それに替わりロープトゥが設置されていた。傍らにはバッテリーや重機も置かれているものの、いまは稼働もしていないし、人の姿も見当たらない。
意外だったのは、ロープトゥが驚くほど長い距離だったこと。以前のペアリフト1本分の長さはありそうだ。ロープトゥ終点にはアクシオムカラー(?)の三色に塗られた小屋が見えた。この長さのロープトゥに乗るには、ずいぶん腕の力が要るのではないだろうか。
(左)ロープトゥは意外と長い。(右)ロープトゥ終点には三色の小屋。
何らかの目的で設置されたものただろうが、現地を見ただけではわからない。このロープトゥを使ってこの斜面を滑走した人たちがいることは間違いないだろうが……。(現地訪問:2021年3月)
こちらもご覧ください → 越後アクシオムスキー場 2009年9月20日
越後アクシオムスキー場(その2)2013年11月5日
写真とは少し違う整地方向のように思えまして、大原スキー場を追われた地元のスキークラブが練習しているのかな?とお知らせしようかと思ってました。急行野沢さんのように調べもしないで言うのは申し訳ありませんが…。
ロープトゥ向けのものか、圧雪車の後部に滑車が取り付けられている画像も見られます。
いずれにしても、圧雪車を所有する人は限られますので、誰がどういった目的で圧雪・ロープトゥ設置をしたのか、理由が気になりますね。
斜面も圧雪車もロープトゥも個人所有で、プライベートゲレンデを作って楽しんでいたセレブだったりするのでしょうか(^^;
昔、志賀高原でもジュニア育成用に6月に白根山の手前の山田峠に設置いて選手育成に使っていました。
ここの前を通過しましたが、いいバーンですね。