2023年09月27日

木曽駒高原スキー場[その3](木曽町)

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(左)入口の案内板。(右)ゲストハウス。かつてはスキー場のセンターハウス。

2006年以降、営業中止となった木曽駒高原スキー場。木曽駒ケ岳方面への登山口(コガラ登山口と呼ばれる)にあたるため、その関係でその後に何度か訪れたことがあった。周辺には何軒か、ペンションが残っていたが、寂しい雰囲気だった。ところが今回、木曽駒ケ岳登山のためにこの地を訪れたのだが、日曜日ということもあってか、オートキャンプ場として多くの人で賑わっていたので驚いた。

「木曽駒高原冷水公園(木曽駒ケ岳登山2合目入口)」という案内板を過ぎて進めば、かつてのスキー場のセンターハウスにはGUEST CENTERという看板。キャンプの人たちのため、きれいなトイレや売店・キッズスペースなどが用意されているようだ。その周辺にもオートキャンプの車やテント。さらに上がったペンション周辺から登山口周辺にかけて、両側には車やテントが所狭しと並んでいた。

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(左)かつてのゲレンデ内の道の両側はキャンプサイト。(右)一角に登山者用駐車場。いっぱいでここにはとめられなかった。

「登山者駐車場」の一角もあったが、すでに車でいっぱい。少し下のスペースに駐車し、登山を開始した。それにしても、この変化はどういうわけなのだろう。ネットなどの情報によれば、365日24時間、無料で使える、管理者のいないキャンプ場として、人気が高まっているらしい。この土地を購入しようとする外国資本から水源を守るために「木曽駒冷水公園」をつくり、場内を整備していったらしい。

スタッフ不在とのことで利用者のマナーが問われるところだろうが、一見したところでは大きな問題はないように思えた。ちなみに翌、月曜日に下山した際には、人の姿はまばらで閑散としていた。かつてのスキー場がこのように変貌していることに驚くとともに、水源を守るための取り組みの重要さを感じた。(現地訪問:2023年9月)

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(左)かつてのスキー場の中腹あたり。何箇所もキャンプサイトが整地されていた。(右)木曽駒ケ岳へのコガラ登山口。

こちらもご覧ください → 「木曽駒高原スキー場[その1]」
この記事へのコメント
なんどかコメントさせていただいたかと思いますが、数年前のことでどこにコメントさせていただいたかもあやふや、といいうありさまです、、、、、申し訳ありません。

自分で調べればいいのですが、ぜひお調べいただき、このブログに記録に残れば、と。

それは福井県武生市駅前の村国山のスキー場です。
武生駅の東側に川を挟んで標高238メートルの山があります。川べりが30メートルくらいなので純粋に200メートルの標高差が町中にあるので、低いのですが山の風格があります。

で、今は車道が通って、市民の憩いの場になっているのですが、2000年ころに訪れたときにはスキー場もしくは以前スキー場、という看板があったようなのです。

北陸の小都市とはいえ、一応特急停車駅だった武生から数百メートル先にスキー場があったとは、、、、

ぜひ、ご調査をお願いいたします。
Posted by アマリリス at 2023年10月19日 23:18
村国山の名前は何となく聞いたことがあるような、ないような……漠然としています。
機会をみつけて調べてみたいと思います。
Posted by 急行野沢 at 2023年10月20日 08:54
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