2023年05月31日

万座温泉スキー場・朝日山ゲレンデ[その2](群馬県嬬恋村)

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(左)第1ペアがあった斜面を見上げる。(右)ゲレンデ下の温泉旅館。

ひさしぶりに万座を訪れる機会があった。といっても温泉宿に滞在するなどという贅沢なことではなく、山行の途中に通過しただけ。ただ、ふと思い出し、大回りして朝日山ゲレンデの下を通ってみた。リフトはすでにすっかり撤去され、ゲレンデも少しずつ自然に戻ろうとしているようだった。

本ブログで朝日山ゲレンデの営業休止を取り上げたのは11年前。そのときは休止直後だったため、まだリフトが撤去されていなかった。時間の流れを感じる。見上げる斜面はまだゲレンデの痕跡を残しているが、それがわからなくなるのも時間の問題だろう。35年ほど前に宿泊したことがあるゲレンデ下の温泉旅館も、休業したのか建物は崩れはじめていた。

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(左)ゲレンデ右側にあった第2ペア乗場付近から見上げる。(右)熊四郎洞窟。

今回、万座周辺の遊歩道を歩いていたところ、その途中で熊四郎洞窟というものに出くわした。熊四郎という名の狩人に由来するらしい。朝日山ゲレンデが健在だったころは、「熊四郎コース」という万座山ゲレンデとを結ぶ連絡コースがあったが、この名前から名付けたのだろう。

この連絡コースは幅が狭くビギナーはシャトルバスを利用するように呼びかけられていた。もう少ししっかりした連絡コースがあって、プリンスゲレンデ・万座山ゲレンデと容易に行き来できれば、朝日山ゲレンデの寿命ももう少し延びたのかもしれない。他のゲレンデよりも朝日山の方が滑りごたえはあったと記憶している。(現地訪問:2023年5月)

こちらもご覧ください → 「万座温泉スキー場・朝日山ゲレンデ(2012年1月27日)」

2022年08月20日

御嶽スキー場 チャンピオンゲレンデ復活(王滝村)

以前、本ブログでもレポートした御嶽スキー場のチャンピオンゲレンデが、来シーズンから復活するという。復活したら、滑りに行かねば。
 → https://www.snownavi.com/topics/news/news_220818/

以前のレポートはこちら
 → 「おんたけスキー場 チャンピオンゲレンデ」

2022年03月01日

づなっち広場(飯綱高原スキー場・その5)(長野市)

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(左)ゲレンデを見上げる。(右)づなっち広場入口。

ひさしぶりに飯綱高原スキー場の跡地がどうなっているか、確かめるために立ち寄ってみた。第1クワッド下の駐車場はきれいに除雪されている。1年前のレポートでも触れた通り、ゲレンデの一部はそり遊び場として使われている。その斜面(第2リフト下あたり)は、「づなっち広場」と名付けられたようで、有志の力により、市の確認もとって整備されているらしい。あいにく平日だったので、人の姿は見られなかったけれど。

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広場は旧第2ペアの下。

第1クワッドや第2ペアも、撤去が進んでいるのではないかと危惧していたが、搬器は外されているもののそのままの姿で少々安堵する。再び稼働することはないのだろうけれど。ハイランドホールのあった第3ペアの下に行ってみるが、そちらはまったく除雪されておらず高い雪の壁で駐車場に入ることもできない。第4ペアの下も同様で、リフトに近づくこともできなかった。(現地訪問:2022年2月)

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(左)第1クワッド下。まだ、リフトは残されている。(右)ハイランドホール前の駐車場は除雪もされず雪に埋もれている。
posted by 急行野沢 at 20:23| Comment(0) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年06月19日

動向が気になるスキー場

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(左)乗鞍スノーリゾート(2019年2月)(右)白川郷平瀬温泉白弓スキー場(2018年3月)

来シーズンに向けて動向が気になるスキー場
■乗鞍スノーリゾート(松本市)
 運営会社が、同スキー場の売却を検討中とのこと。→2022シーズン営業(休暇村ゲレンデは休業)
■白馬さのさかスキー場(白馬村)
 昨シーズンは営業休止がいったん発表されたが、その後営業することに。来シーズンは? →2022シーズン営業休止
■白川郷平瀬温泉 白弓スキー場(岐阜県白川村)
 2020年度いっぱいで閉鎖の方針であることが数年前の村議会で明らかになっていた。村に代わって運営を担う新たな事業者を募っているとのことだが……。→ 閉鎖

来シーズンはどうなのか?……昨シーズン営業休止のスキー場。
■エコーバレースキー場(長和村)→2022シーズンも営業休止
■石打花岡スキー場(新潟県南魚沼市)→2022シーズンも営業休止
■ファミリースノーパークばんだい×2(福島県猪苗代町)→2022シーズンも営業休止
■猪苗代リゾートスキー場(福島県猪苗代町) →閉鎖?
■チャオ御岳マウントリゾート(岐阜県高山市) →閉鎖?
■今庄365スキー場(福井県南越前町)→2022シーズンも営業休止
 →コメント欄に情報をいただき、ありがとうございます。2023シーズンは縮小営業とのこと。
■新保ファミリースキー場(福井県池田町)→2022シーズン営業
posted by 急行野沢 at 15:54| Comment(2) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年02月21日

飯綱高原スキー場(長野市)(その4)

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(左)駐車場からCコース下部が見える。(右)建物の間を通り雪の斜面へ。

昨シーズンで営業を休止した飯綱高原スキー場。その斜面の一部がそり遊び場として、子ども連れでけっこう賑わっているという話を聞いた。2月の土曜日、飯綱方面に出かけたついでに、立ち寄ってみた。

ハイランドホール前や第4リフト下の駐車場は雪に埋もれていて入れないが、第1クワッド下の駐車場は除雪されていて30台以上の車がとまっていた。駐車場から近いCコース最下部の斜面では、多くの子ども連れがそり遊びを楽しんでいた。スピードを上げて斜面を下ってくるスキーヤーやボーダーもいないので安心だ。周辺のゲレ食も何軒かは営業しているようだ。

このようなかたちにしろ、賑わっていることは何となく嬉しい。第1クワッドや第2ペアリフトは、当然ながら雪に埋もれたままで稼働していない。ただ、撤去の作業が進められているようにも見えない。グリーンシーズンを中心とした再整備が行われるらしいが、どのようになっていくのだろうか。(現地訪問:2021年2月)

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(左)絶好のそり遊び場。(右)第1クワッド。もう動くこともないのか。

「飯綱高原スキー場(その1)」2020年3月8日
「飯綱高原スキー場(その2)」2020年3月29日
posted by 急行野沢 at 10:49| Comment(0) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする