2017年08月04日

[復活へ]ロッテアライリゾート(新潟県妙高市)

本年5月、地元紙などで「2017年12月のオープン目指して改修工事が進められている新潟県妙高市両善寺の『ロッテアライリゾート』の施設概要が明らかになった」と報じられた。復活を望む声が大きかった、あのARAIを再び滑走できる日がいよいよ現実のものとなろうとしている。

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(左)遠景から見たゲレンデ最下部とゲレンデ下のホテルなどの建物。(右)ゲレンデ下の正面入口付近。

5月に明らかにされた施設概要は、韓国のホテルロッテが100%出資した「ホテルアンドリゾート上越妙高」が発表したもの。冬だけでなくグリーンシーズンのアクティビティが楽しめるという。また温泉を新設し、ホテルも一新、プール・レストラン・カフェ・ビジネスセンターなど多彩な施設を設け、長期滞在にも対応することが盛り込まれている。

気になるゲレンデは、ゴンドラ1基・ペア2基・クワッド2基を稼働するとしている。以前のゲレンデ規模や輸送規模そのままである。とすれば、再び大毛無山の大斜面を滑ることができそうである。(→以前のゲレンデマップはこちら

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(左)(右)ホテルなどの建物は足場が組まれて改修が進められている。

上越方面に出かけたついでにアライに立ち寄ってみる。といっても、もちろん工事現場に立ち入ることはできないので、周囲の道路からうかがい知ることしかできないのだが。多くの工事車両や作業員が周辺道路から出入りしていて、思っていたよりも大規模に工事が進められていることに驚かされる。

ホテルなどゲレンデ下の多くの建物には足場が掛けられ、改修が進められていることがわかる。少し上部に行くと、山麓第2リフトの乗場がある。ここも足場が建屋を覆っていた。その先のゴンドラ六本木平ステーションも足場が覆い、周辺では多くの人々が作業を続けていた。

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(左)山麓第2リフト乗場。(右)ゴンドラ六本木平ステーション。

ゲレンデに至る案内標はこれから再整備されれるのだろう。農作業の軽トラが走り回る周囲の田園風景と大規模リゾートは少々不釣り合いのものと見えたが、これからどう調和していくのか、調和しないのか。そんなことも気になった。(現地訪問:2017年8月)

こちらもご覧ください
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その1)」
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その2)」
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その3)」
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その4)」
「旧新井リゾート 2017年度オープンへ」

2016年11月03日

妙高パインバレースキー場(その2) (新潟県妙高市)

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(左)アパリゾートの案内板。スキー場の文字はない。(右)アクセス道路からメインゲレンデとセンターハウス・ゴンドラ・高速ペア乗場。

妙高パインバレーのことを本ブログで取り上げたのは6年前のこと。アパグループがホテル・ゴルフ場などとあわせて買収したものの、ほんの数年でスキー場経営を中止した。その直後のことだった。そのときは冬だったので、ゲレンデ下から見上げた様子しかわからなかった。いつか上部の様子もあわせてレポートしなければと考えていた。秋晴れの休日に妙高に向かう。アパリゾートは総合リゾート施設なので、スキー場以外は経営を続けている。今日もゴルフ場にはプレイをする人の姿が見られた。

ゲレンデ下に行ってみると、広い駐車場に向かい合うセンターハウスや、ゴンドラ・2基の高速ペアリフトとも現役さながらの様子に見えた。窓ガラスが破損するなど細かいところでは建物の傷みが見られるものの、営業中止から6年を経てもしっかり管理されている様子がうかがえた。ゴンドラやリフトも搬器はもちろん外されているものの、ワイヤーは張られたまま鉄柱を渡っている。メインゲレンデだった斜面も雪さえ積もれば、すぐにでも滑走できそうだ。この様子からすると、状況次第ではスキー場営業を再開する可能性も考えているのだろうか。そんな期待もいだかせる。

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(左)スカイラインコースの斜面と右手に第4高速ペア。(右)ダウンヒルコースの入口。

ホテルの脇からゲレンデ上部を通過して樽本集落や斑尾高原方面に通じる舗装林道。この道を車でたどる。しばらく上ると左手に第4高速ペア乗場の建物があらわれる。この建物も大きな破損はなく、リフトのワイヤーも張られている。リフト左にはややススキの背が高くなったスカイラインコースの跡が見て取れる。さらに進むと、頭上をゴンドラのワイヤーが横切り前方にゴンドラ終点の建物が見える。林道から左に分岐すると、この建物の前に出る。こちらもわずかな破損を除いて建物はしっかりしている。建物左後方には、赤倉や杉ノ原の斜面が見えた。周囲は一面の紅葉だ。

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(左)ゴンドラ終点駅を下から見上げる。(右)ゴンドラ終点駅。左に赤倉・杉ノ原のゲレンデが見える。妙高山頂は雲の中。

「オールスキー場完全ガイド2000(立風書房)」には、「妙高連山や戸隠、斑尾を見渡す絶好のロケーションにつくられたリゾートスキー場。サウナ・露天風呂・温泉浴場などがある。中級スキーヤーならゴンドラですべてのコースが楽しめる」近年、ファミリー層がスキー人口を支えていることを考えると、このゲレンデ構成や施設はそんなファミリー層には適しているのではないか。ARAI復活のニュースもあるので、そんな気にもさせられた。(現地訪問:2016年11月)

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(左)ゴンドラ終点駅から見た第4高速ペアの最上部。(右)最盛期のゲレンデ構成。

こちらもご覧ください→「妙高パインバレースキー場(その1)」

2015年12月18日

[吉報]旧新井スキーリゾート(新潟県妙高市) 2017年度オープンへ

旧新井リゾート(ARAI MOUNTAIN & SPA)が再開に向けて動き出していることが判明した。土地・建物を購入したのがロッテグループだったことを考えると、再開の可能性はかなり高いのではないかと期待してしまう。あのARAIでもう一度滑ることができるなんて!
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(上越タウンジャーナル 2015年12月16日 (水))
妙高市の旧新井リゾート 2017年度全面オープン ホテルロッテが事業計画案

新潟県妙高市は2015年12月16日、休止しているスキー場、旧新井リゾートを2017年度に全面オープンするという計画案を市議会で説明した。同市によると、旧新井リゾートの土地と建物を購入したホテルアンドリゾート上越妙高(本社・東京都)の親会社で、ホテルを世界展開するホテルロッテ(本社・韓国ソウル市)が同日までに同市に事業計画案の概要を示した。(後略)

こちらもご覧ください
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その1)」
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その2)」
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その3)」
「ARAI MOUNTAIN & SPA(その4)」

2015年10月13日

ARAI MOUNTAIN & SPA(その4)(新潟県妙高市)

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(左)膳棚第一クワッドの降り場。遠目には営業時とあまりかわらない様子に見えるが。(右)新井ゴンドラ終点・膳棚第一クワッド乗場があった膳棚付近のようす。

ふと思い立って、このARAI MOUNTAIN & SPAの背景をなす大毛無山への登山に向かった。このスキー場がなければ、この山に登ることもなかったと思う。地図を見ると、登山道は最上部の大毛無メインステージのゲレンデの上部につけられていて、登山道からゲレンデのようすを見おろせるのではないかという期待もあった。掘割登山口から1時間強で山頂。その途中の登山道の脇に、膳棚第一クワッドの最上部があるはずだ。

結論からいえば残念ながら、この登山でゲレンデのようすをあまり知ることはできなかった。登山道は終始樹林帯の中を行くので、斜面下のようすはわからない。膳棚第一クワッドの降り場は確認できたものの、リフトに沿うコースは草木の中に埋もれつつあることぐらいしかわからなかった。

この大毛無山の掘割登山口まては、このスキー場内を上っていく大毛無林道を延々と車でたどる必要がある。そこでゲレンデ内の各ポイントについて、再度、下山途中に林道から写真を撮ってみた。遠目にはそれぞれの施設はまだしっかりしているように見えるが、近寄るとガラスや壁などが崩れている様子が見てとれる。

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(左)小毛無第一クワッド終点。(右)山麓第二ペア終点。

今年に入ってから、このARAIをめぐってはさまざまな動きが出てきた。3月には期間限定で「大毛無山の魅力再発見ツアー」がおこなわれた。日本初のクラブフィールド化によって、このARAIをよみがえらせようという動きの始まりであった。しかし、不動産公売により18億円にて落札者が決定。クラブフィールド化は困難になったとされている。落札者がどのようにスキー場を復活させようとしているのかは、いまのところ聞こえてこない。完全復活の日は来るのか、あるいはもう少し別のかたちで姿をあらわすのか、この広大な斜面を見ていると、いずれにしても必ず復活の日が来ることを信じたくなってしまう。(現地訪問:2015年10月)

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(左)ゲレンデ上部の全体。右下に新井ゴンドラ中間駅と小毛無第一クワッド乗場。中央上部に新井ゴンドラ終点と膳棚第一クワッド乗場。こう見るとあらためて規模の大きいスキー場だったことがわかる。(右)下部から見た新井ゴンドラ中間駅。

こちらもご覧ください→「ARAI MOUNTAIN & SPA(その1)(2009年3月15日)」「ARAI MOUNTAIN & SPA(その2)(2011年7月30日)」「ARAI MOUNTAIN & SPA(その3)(2011年8月10日)」

2013年09月20日

妙高パノラマパーク(新潟県妙高市)(その3)


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(左)第3リフトのさらに東側にはジャンプ台が残っている。(右)ゲレンデ最上部レストハウス前から、南側にリフトの痕跡などが見える。

前回に引き続き、妙高パノラマパークのレポートをお届けする。

前々から気になっていたのは、小高い山頂でもあるゲレンデトップに建っている建物。遠めに見ると立派なレストハウスがいまでもそのまま建っているように見える。地図を見ると東側から山頂部まで林道が通じているようだ。車を乗り入れることは難しそうだが、歩けば山頂のこの建物までたどり着くことができそうだ。

第3リフトの東側にはジャンプ台と競技用の小屋が残されている。その下を通り過ぎ、山麓の東側を北に向かう林道を歩き始める。杉林に囲まれた道は、今となっては軽トラでも乗り入れるのは難しそうだ。やがて道は左に折り返して斜面の南側から西側へと山頂部を目指す。だが、いたるところ草木に覆われ真夏のヤブ漕ぎを強いられることとなった。

ようやく草木に覆われた山頂部に到着すると、レストハウスの建物が、予想していたよりも激しく崩壊したようすで建っていた。ガラス窓なども粉々になり屋根の金属も錆びついている。2階は食堂・喫茶、1階にはトイレのほか、宿泊ができる部屋もあったようだ。

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(左)ゲレンデ最上部には廃墟と化したレストハウス。(右)ゲレンデ最上部から西側には妙高高原駅や杉の原・赤倉などのスキースキー場が見える。

周囲は背の高い草木に覆われていてゲレンデ下部まで見おろすことはできなかったが、建物の南側にはリフトの痕跡も残っていた。西側眼下には妙高高原駅が見え、まさに駅前ゲレンデ。さらにその向こうには、杉の原・赤倉などの斜面が広がっているのが見えた。(現地訪問:2013年8月)

こちらもご覧ください → 2009年03月07日 妙高パノラマパーク
こちらもご覧ください → 2013年09月06日 妙高パノラマパーク(その2)