2013年06月19日

ららぽーとスキードームザウス SSAWS[その2](千葉県船橋市)

ssaws981a.jpg

ssaws984a.JPG

kazuさんから、ザウスの総合ガイドと96年3月からの料金改定表をお送りいただきましたので、紹介します。
--------------------------------------
磁気カードを導入して、食事や時間延長などの追加料金はアフターペイ方式としていたし、入場制限の管理などもこのカードにもとづいて行っていたようだ。3時間で5,900円(さらに駐車料金は+1,000円)という料金は高すぎると感じる。ただ、高速道路を使って遠くのスキー場に行くよりは割安という考え方もできるかもしれない。

今回はじめて知ったのは、平日は午前:スノーボードタイム、午後:スキータイムと分かれていたこと。限られたスペースの中で、まったく違った動きをするスノボとスキーが混在することは危険と考えたのかもしれない。96年当時、まだスノーボードの比率はいまほどではなかったこともあるだろう。

バブル後期に登場したので、カフェ・レストラン・ショップなどの施設は充実していたのだろうが、プールやトレーニングルームまで用意されている。気になるのは、「ギャラリースタンド」。自分で滑るより、ここで他人が滑るのを批評していた方が楽しいかもしれない……などと不埒なことを考えてしまう。

ssaws988a.jpg ssaws990a.jpg

こちらもご覧ください → ららぽーとスキードームザウス SSAWS[その1](千葉県船橋市)
posted by 急行野沢 at 09:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 東京周辺 その他 | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

営業休止見込のスキー場

今年ももうしばらくでシーズン到来となるのだが、例によって、今シーズンはオープンを迎えないスキー場がいくつか知らされている。北関東信越方面で私が把握しているのは下記の通り。追って現地を訪問して、このブログでレポートするつもりでいる。この他に休止情報をご存知の方がいらしたら、お教えください。東北以北や関西までは足をのばせませんが。魚沼市内のいくつかのスキー場の動向も気になっています。

サンパティック斑尾(長野県飯山市)
いがや(長野県松本市)→「スノースマイルいがや」として存続見込(コメント参照)
浦佐(新潟県魚沼市)
六日町スキーリゾート(新潟県南魚沼市)→存続が決定した模様(コメント参照)
加山キャプテンコースト(新潟県湯沢町)
表万座(群馬県嬬恋村)

(追記)
万座スキー場朝日山ゲレンデ(群馬県嬬恋村)→コメント参照
posted by 急行野沢 at 23:35| Comment(15) | TrackBack(0) | 東京周辺 その他 | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

平家平スキー場・高平スキー場 リフト券

heiketicket.jpg takadairaticket.jpg

いつもコメントをお寄せいただくKUMAさんから、平家平スキー場高平スキー場のリフト券の画像をお送りいただきました。それぞれのスキー場の掲載場所にものせました。懐かしいスタイルのリフト券ですね。
ラベル:リフト券
posted by 急行野沢 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京周辺 その他 | 更新情報をチェックする

2011年04月02日

ららぽーとスキードームザウス SSAWS[その1](千葉県船橋市)

山下達郎が「Spring Summer Autumn Winter in Snow……」と歌うコマーシャルソングがいまでも耳の奥に残っている。東京湾岸に登場した、年中スキーができるという巨大な屋内スキー場。その出現には度肝を抜かれたが、バブル末期のスキーブームがあってのことだった。スキーというのは単なるスポーツではなく周囲の山岳風景やその土地の情緒などがあってはじめて成立するものだと考えていたので、「あんなもの」と当時は思っていたけれど、いまになってみれば話の種に一度滑っておくんだったと後悔している。

ssawsP1040867.JPG ssawsP1040880.JPG
(左)ザウス跡地に建つ家具店舗。(左)南船橋駅ホームから見たザウス跡地方面。

東日本大震災によって大きな被害がもたらされた。避難所生活を続けている方々のご苦労は、並大抵のことではないとお察しする。海岸沿いの地盤の弱い土地にあり、電力を使いまくっていたザウスがいまあったら、どんな評価を受けることになっていたのだろうか。

1993年7月に京葉線南船橋駅のすぐ南西側に竣工し営業開始、2002年9月まで営業した。その後、閉鎖になり、解体されている。世界最大の屋内スキー場であって、ゲレンデの高低差は約80m、最長滑走距離490m、幅が約100m。下半分が初級者用(斜度4.8~8.1度)で、トップに向かって右側が中級者用のイエローコース(斜度14.9度)、左側が上級者用レッドコース(斜度20度)となっていた。日本で初めてリフトを設置した屋内スキー場で、クワッド2基、ムービングベルト1基を備えていた。空調設備により室内温度は夏でも氷点下に保たれ、スノーマシンで本物の雪を降らせていた。当時は、夏期にも安定した雪質が保てるため、アルペンスキーの選手の練習に使われることも多かったという。当然ながら平日でも夜9時過ぎまでナイター営業。料金は1日滑走券が開業当時5,900円、後に5,400円となった。1,000台を超える駐車場も併設していた。

ssawsDSC_0023.JPG

跡地は再開発されたと聞いていたが、東京方面に所用があって出かけた日の夕刻、久しぶりに南船橋の駅に降り立ってみた。ららぽーとや近くにあったドライビングシアターなどは、東京に住んでいた頃には家族でよく出かけた場所でもある。駅の南側に出ると、不自然に残された空地の向こうに駅前ロータリーがあり、さらにその向こうには北欧系大手家具店の大店舗が建っている。その店舗と南側に続く高層マンションが、かつてのザウスの跡地を占めているようだ。京葉線南船橋駅が開業した時期からかなりの年月がたっているはずだが、ザウスの解体やその後の再開発のせいだろうか、いまだになんとなく落着かない風景が残っている印象を受けた。(現地訪問:2010年11月)

ssawsDSC_0049.JPG
(右)当時の写真などをもとに描いてみた外観。

こちらもご覧ください → ららぽーとスキードームザウス SSAWS[その2](千葉県船橋市)
ラベル:ザウス
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 東京周辺 その他 | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

[番外編]日本のスキー発祥の地(新潟県上越市)

100117DSC_0014金谷山.JPG  100117DSC_0042スキー発祥記念館.JPG
(左)金谷山スキー場リフト下から白旗山スロープを見上げる。(右)日本スキー発祥記念館内に展示されているレルヒ少佐の像。当時は一本杖を使っていた。

上越地方が大雪に見舞われているさなか、金谷山スキー場とそれに隣接する日本スキー発祥記念館を訪問した。金谷山スキー場は、1911年(明治44)にオーストリア・ハンガリー帝国(当時)のレルヒ少佐により日本に初めてスキーが伝えられた場所として知られている。スキーヤーにとっては「聖地」ともいえるスキー場。今日でも営業を続けているけれど、ある意味で究極の「追憶のゲレンデ」ともいえると思う。レルヒ少佐の銅像や日本スキー発祥記念館が置かれ、2月にはレルヒ祭が開催されるという。来年はちょうど100周年にあたるので、いまからいろいろ計画されているようだ。
金谷山スキー場では間断なく雪が降り続き視界が悪くて快適な滑走とはいかなかったが、記念館(見学料金おとな300円)はレルヒ少佐の功績やスキー技術・道具の変遷がわかり、興味を持って見学することができた。
ラベル:スキー発祥
posted by 急行野沢 at 20:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京周辺 その他 | 更新情報をチェックする