2011年10月20日

古川スキー場(岐阜県飛騨市)

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(左)残されていたリフトのコンクリート部分。その脇からゲレンデ全体を見上げる。(右)ゲレンデ最下部。

飛騨地方の北部を占める大きな自治体として、2004年の大合併で「飛騨市」が誕生した。その飛騨市の中心は、かねて高山などと並びこの地方の中心であった古川町。古くからの伝統行事・伝統芸能は多くの観光客を集めているし、白壁土蔵や出格子の情緒ある町並は魅力的である。残暑も一段落した9月の休日、古川の町並を歩く観光客もかなりの数に見えた。

その古川の市街地近くにあったのが古川スキー場。古川市街地の南部、国道41号バイパスの新蛤橋の西詰から、高野の集落を過ぎて西側の山間部に入っていったところにある。実はこのスキー場についてはほとんど資料らしい資料を見たことがないのだが、ある道路地図に記載が残されていた(作成担当者の削除ミスか?)ので訪れてみる気になったものだ。なお、これまでの調査では営業開始・営業終了の年月はわからない。現地を見た限りでは、営業休止は10年以上前ではないかと推測している。

以前見たWEB上でのこのスキー場の案内には、以下のように記されていた。「古川スキー場は、12月下旬から3月上旬まで開設されます。ゲレンデ数1、コ-ス数2です。交通はJR飛騨古川駅から車で10分で着くことができます」 規模からしても、周辺のスキーヤーのためのゲレンデだったようだ。

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(左)ゲレンデ中腹から、下部を見おろす。

緩やかに上って行く舗装された車道を走れば、やがて右手に2段ほど駐車場の跡地が見て取れる。その先で舗装は途切れ、一面に背の高いススキに覆われたスキー場跡地に出た。傍らには重機が置かれ、U字溝の埋設などをしている様子がうかがえる。あまりスキー場の痕跡があるとは期待せずに訪れたのだが、驚いたのはリフトのコンクリート部分が残されていたこと。左上に上る北斜面にこのリフト1本が架けられていたのだろうか。斜面には一部、サクラの植樹がされているが、その他はこの季節、ススキに覆われている。適度な中斜面ではないだろうか。少し上ったところから見おろそうとしたが、背の高いススキに邪魔されて古川の市街地は一部分しか見おろせなかった。秋のやわらかな日差しの中で、ただ乗鞍方面へとつながる山並を見渡すだけだった。(現地訪問:2011年9月)
posted by 急行野沢 at 01:00
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