2022年03月01日

づなっち広場(飯綱高原スキー場・その5)(長野市)

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(左)ゲレンデを見上げる。(右)づなっち広場入口。

ひさしぶりに飯綱高原スキー場の跡地がどうなっているか、確かめるために立ち寄ってみた。第1クワッド下の駐車場はきれいに除雪されている。1年前のレポートでも触れた通り、ゲレンデの一部はそり遊び場として使われている。その斜面(第2リフト下あたり)は、「づなっち広場」と名付けられたようで、有志の力により、市の確認もとって整備されているらしい。あいにく平日だったので、人の姿は見られなかったけれど。

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広場は旧第2ペアの下。

第1クワッドや第2ペアも、撤去が進んでいるのではないかと危惧していたが、搬器は外されているもののそのままの姿で少々安堵する。再び稼働することはないのだろうけれど。ハイランドホールのあった第3ペアの下に行ってみるが、そちらはまったく除雪されておらず高い雪の壁で駐車場に入ることもできない。第4ペアの下も同様で、リフトに近づくこともできなかった。(現地訪問:2022年2月)

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(左)第1クワッド下。まだ、リフトは残されている。(右)ハイランドホール前の駐車場は除雪もされず雪に埋もれている。
posted by 急行野沢 at 20:23| Comment(0) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2022年01月01日

白川郷平瀬温泉 白弓スキー場(岐阜県白川村)

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(左)ゲレンデを見上げる。(右)リフトからセンターハウスを見る。

動向が気になっていた白弓スキー場。2021年1月に指定管理者の募集が開始され、応募者があれば今後5年間は営業をおこなうとのことだった。しかし、12月28日にホームページで「白川郷平瀬温泉 白弓スキー場は、施設の維持管理上の理由により、昨シーズン(2020-2021シーズン)の営業をもって閉鎖となりました。長年、多くの皆様にご利用いただきまして誠にありがとうございました」と告げられた。やはり残念な結果となってしまった。

いつも本ブログに協力してもらっている岐阜県のKさんから、白弓スキー場についての新聞掲載を教えられたのは4年前の2017年12月。岐阜新聞の記事によれば「岐阜県大野郡白川村は21日、同村木谷の村営白川郷平瀬温泉白弓スキー場を、リフトが耐用年数を迎える2020年をめどに閉鎖する方針を明らかにした。成原茂村長が村議会一般質問で方針を示した。」とのこと。

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(左)センターハウス内。(右)リフト券は自販機で購入。

「同スキー場は1969年に開場し、企業に委託運営している。ピークの94年度は1万6千人が訪れたが、近年はスキー人口の減少や設備の更新の遅れから利用客が減少し、2016年度は1715人、1180万円の赤字だった。15年4月から、近隣住民らでつくる白弓スキー場検討委員会で存続について検討してきた。」村長は「リフトの耐用年数も考慮し、閉鎖の方向で進めていきたい」と述べていた。

いつ閉鎖になるかわからないと思い、2018年3月に遠路、滑りに出かけた。予想より(といったら失礼だが)立派なスキー場で驚いた。きれいなセンターハウスにレストラン・レンタル・スクールなども完備。ゲレンデ下にいくつか広い駐車場がある。リフト券は自動販売機で購入。1本だけのペアリフトもそれなりの距離(790m)があり、ゲレンデもしっかり整備されて気持ちよく滑ることができた。

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(左)ゲレンデ上部から。(右)リフト降場付近。

リフト中間駅から下は緩斜面だが、上部は上級向きでけっこう滑りごたえもある。この規模ながら、さまざまなレベルのスキーヤーに対応できそうだ。ただ、土曜日にも関わらず滑っているのは、ポール練習の少年たちを含めても10人ほどと寂しかった。白川郷のついでにスキー体験という感じの中国人女性が2人。スノーボーダーがひとりもいなかったのも珍しかった。

大雪への警戒も呼び掛けられる中、当面、あらためて現地を訪れることは難しそうなので、今回は2018年訪問時の写真で振り返ることにしたい。あらためて機会を見つけて、現在の現地の様子をレポートしたいと思う。

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(左)アクセス道からセンターハウスとゲレンデを見る。(右)ゲレンデマップ。

スキー場ガイドには以下のように紹介されている。「世界文化遺産登録で世界中にアピールした白川郷の平瀬温泉がベース。センターハウス『白真弓』(170席)オープン。『カモシカ落とし』なる38度のカベがあり、白樺ゲレンデはポールセットも可能。(オールスキー場完全ガイド2000:立風書房)」当時のリフトはペア1基、シングル1基で、現在の中間駅あたりまでのペアリフトとその上にシングルリフトがあったようである(コメント欄に情報をお寄せいただきました。詳細はコメント欄をご覧ください)。

アクセスとしては東海北陸道・白川郷ICから車で20分、荘川ICからは30分。中京・北陸方面からのスキー客が主体となろうが、その手前に数多くの大規模スキー場があることを考えるとアクセスが悪すぎる。しかも、ペアリフト1本の規模である。白川郷の知名度はあるにせよ、集客は難しかったのだろうと思う。(現地訪問:2018年3月)
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2021年12月24日

戸狩温泉スキー場オリオンゲレンデ(飯山市)

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(左)アクセス道には「オリオン」の文字。(右)ゲレンデ下の休止の案内。

戸狩温泉スキー場のホームページで、今シーズンのオリオンゲレンデの休業が告げられている。「今シーズン、オリオン第1ペアリフト並びにオリオンクワッドリフトの運行は休止とさせていただきます。尚、オリオンゲレンデは雪上を自由に使える貸し切りエリア『スノーバカンス村』としてオープン致します。」

戸狩はペガサスとオリオンという2つのゲレンデが沢を挟んで両翼のように広がり、その奥にすり鉢状のとん平ゲレンデがあるという構成。オリオンゲレンデが休業ということは片翼がなくなったような感じではないだろうか。やはり戸狩のメインはペガサス側であり、現状では過剰になりすぎた広さを整理する意味もあるのだろうか(→休止の事情については、コメント欄に情報をいただきました)。戸狩スキー場としての開設は1956年。

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(左)オリオン第1ペア。(右)オリオンクワッド。

戸狩温泉スキー場は私が小学1年のときに、はじめて訪れたまともなスキー場(当時は戸狩スキー場)。従って、私にとっては思い出深いスキー場である。父親に連れられて飯山線に乗り、戸狩駅からは2kmの道のりを歩いたことを憶えている。マイカーでスキーに行くことなどは稀な時代であった。当時は現在のペガサスゲレンデにシングルリフトが1~2本かかっていた程度だったと思う。その頃は民宿が多く、「民宿の戸狩」などと呼ばれていた。屈曲リフトも名物であり、いろいろと話題もあった老舗スキー場といっていいと思う。

その後、バブル期を経てゲレンデの規模は拡張された。近年はスノーボーダーが多く年齢層も若いという印象が強く、オールドファンには足を運びにくい雰囲気に感じられた。最近は雪ちゃりスノーライドなど新たな取り組みも行っている。集客のためにはそうした方向性になるのだろうとは思う。

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(左)オリオンゲレンデ・スキーセンター周辺。(右)遠景から左・ペガサス、右・オリオン。

12月中旬、ゲレンデオープンの少し前に現地を訪れてみた。アクセス道にはオリオンゲレンデの文字は残るものの、オリオンゲレンデ入口には「オリオンゲレンデ及び食堂、レンタルショップは休止中」と案内が出ていて親切。

オリオンゲレンデの下部まで行ってみると、傍らには圧雪車もスタンバイしている。施設自体に変わりはなく、貸し切りの受け入れはできる準備がされているのだろうと思う。現在のゲレンデ面積は過剰な気もするし、このままオリオンゲレンデがどうなるのか、予断を許さないと思う。(現地訪問:2021年12月)

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(左)営業を続けるペガサスゲレンデ。

<追記 2022年12月>
オリオンゲレンデは2023シーズンも、『スノーバカンス村』として運営されるもよう。一般ゲレンデとして復活する可能性はないと思われる。

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2021年12月12日

五日町スキー場(新潟県南魚沼市)

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(左)ゲレンデ下から見上げる。(右)並列で架かるセントラルリフト。

五日町スキー場のホームページで本年9月に「2021-2022冬期シーズン休業のお知らせ」が告げられた。「突然ではございますが、この度、新型コロナウィルス感染拡大の影響により2022年の冬期シーズンの営業を休業いたすこととなりました。(後略)」感染しにくいとされてきた子どもたちへの感染が強く心配されるとも触れられている。

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(左)セントラルリフト乗場とゲレンデ下の建物群。(右)セントラルリフト中間から見おろす。

五日町スキー場には、1998年3月に一度だけ訪れたことがある。実質リフト3本の
スキー場だけれど、緩急の勾配があるコースがあって、それなりの滑りごたえがあったと思う。地元の少年たちが練習に励んでいたことが記憶に残っている。

スキー場ガイドには「国道17号線沿いにあり、越後三山の雄大な山並みが一望できる。平均11度から32度のカベまで多彩に楽しめる」と紹介されていた(「日本のスキー場・東日本編'91・山と溪谷社)。最長滑走距離は2,300m。上越新幹線浦佐駅からバス10分。

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(左)ゴルフ練習場。(右)GREEN HOUSE脇から高原ゲレンデを見上げる。

11月下旬に現地を訪問してみる。国道17号から少し西に入った場所には、民宿街を示す看板も見られた。ゲレンデ下部にはセンターハウスやパトロール、レンタル、食堂などの建物がある。かつては賑わったであろうロッジも見られる。ペアとシングルがペアで架かる斜面は幅広の緩斜面である。

「グリーンシーズンを11月28日まで延長」という趣旨の看板を脇に見て、ゲレンデの中の車道を上って行くと、セントラルリフトの終点、高原リフトの乗場のある平坦地に出る。傍らには「五日町ゴルフ練習場入口」と看板があり、グリーンシーズンとはこれのことかと納得する。

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(左)高原リフト乗場。(右)高原ゲレンデ右奥には山頂リフト。

GREEN HOUSEと書かれたレストハウスの脇から見上げる高原ゲレンデは、ほどよい中斜面。その上には、遠目に山頂リフトも見える。こう見ると意外に奥深いゲレンデに感じられる。振り向くと越後三山が秋の晴天に輝いていた。休業理由がコロナだけであれば、収束すれば復活しそうだが、どうなのだろうか。(現地訪問:2021年11月)

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(左)セントラルリフト上の平坦地から越後三山を望む。

<追記 2022年12月>
2023シーズンも営業休止と思われる。

2021年11月24日

石打花岡スキー場(新潟県南魚沼市)

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(左)リフト下からゲレンデを見る。(右)リフト乗場。

「にいがた観光ナビ」のホームページで、石打花岡スキー場の2022シーズン営業休止が告げられている。「石打花岡スキー場 2021-2022シーズンは、新型コロナウイルスの影響にて営業は休止させていただきます」とある。昨シーズンに続いての営業休止とのことで少々心配になる。コロナが収束したら、再開の可能性はあるのだろうか。

ペアリフト1本の両側に緩斜面が広がっている。最長滑走距離は800m。最大斜度は20度なので、ファミリー層や年少者が中心のスキー場。スキー場ガイドには「リフトの左右に初級コースと中級コースをもつファミリーゲレンデ」と紹介されている(オールスキー場完全ガイド2000:立風書房)。

石打丸山・上越国際・舞子高原など大規模なスキー場に囲まれた小さなスキー場だが、子ども連れにはこうしたゲレンデの方が安心だと思う。子ども連れが多いということで、コロナには慎重な対応をしているのかもしれない。当然ながら今回、現地を訪れてみてもゲレンデ周辺に特に変化は見られない。

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(左)駐車場からスキー場全体を見る。(右)ゲレンデ最下部を見おろす。

2013年1月に周辺のスキー場で滑った帰り、国道353号沿いにあるので立ち寄って数本滑ってみた。ポール練習の少年たちやソリ遊びの子ども連れで、結構賑わっていて驚いた。チケットもIC方式になっていたし、食堂も2軒開いていた。小規模ながら固定客が多い地元密着のスキー場だと感じた。こうしたスキー場が消滅しないことを願いたい。(現地訪問:2021年11月)

<追記 2022年12月>
2023シーズンも営業休止と思われる。

2021年11月09日

スキーリゾート天栄(福島県天栄村)

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(左)リフト下からゲレンデを見上げる。(右)左がテンカベ、右が林間コース。

「天栄の壁(テンカベ)」と呼ばれる名物コースがあった。そんなことから、2015年3月に福島方面のスキー場踏破の際、一度だけ訪れたことがある。羽鳥湖の奥に位置していて、アクセスが悪かった記憶がある。諸般の事情から現在、遠出ができないので、その時の記録をもとに振り返ってみたい。

訪問時には駐車場に30台ほどの車があった。滑っているのは初心者のスノーボーダーがほとんどで、スキーは数人だけ。テンカベは滑りごたえもあり、けっこう楽しめた。迂回コースはなんとなく降りてきてしまう感じで、中級以上には物足りない斜面。両者の差が極端だった。リフト1本(566m)だけだが、レストラン・レンタルなどは充実していた。

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(左)テンカベの上から見おろす。(右)林間コースからゲレンデ下を見る。

地元広報などにより、2022シーズンの営業休止が告げられている。開設は1995年だから、比較的新しいスキー場である。「近年の地球温暖化による雪不足に加え、いまだ収束の見えない新型コロナウィルスの影響により昨シーズンの利用者はピーク時の3割にまで落ち込んでおり、運営的にも厳しい状況が続いております」と記されている。

また、老朽化の著しいリフトに多額の修繕費用が必要であると触れられている。他のアウトドア施設への転用も検討されるようだ。村内小中学校のスキーは村が利用料を負担して、羽鳥湖でおこなわれる予定だという。

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(左)駐車場には30台ほど。(右)1回券数本滑った。

スキー場ガイドの紹介では「二股温泉と湯元温泉がベース。全長940mのエンジョイコースは平均10度、ビギナーでも楽しめる林間コース。上級者には最大38度のテンカベコース」とある(オールスキー場完全ガイド2000・立風書房)。ローカルな雰囲気をしみじみと感じさせるゲレンデだったと思う。来シーズン以降の動向も予断を許さない。(写真はいずれも2015年3月訪問時)

<追記 2022年12月>
スキーリゾート天栄で使用していた圧雪車が売却された。ということは、もう復活はないと考えていいと思う。


posted by 急行野沢 at 09:40| Comment(2) | 福島県 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年10月17日

白馬さのさか(白馬村)[再開] エコーバレー(長和町)[2024も休業]

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(左)白馬さのさかスキー場。(右)エコーバレースキー場。

10月初めに、白馬さのさかとエコーバレーの今シーズン(2022シーズン)の営業休止が各ホームページで発表された。白馬さのさかは昨シーズン当初、営業休止が告げられたが、その後オープンのめどが立ったとして営業が行われた。一方、エコーバレーは昨シーズンに続いての営業休止。このまま存続できなくなるのではないかという危惧も抱かせる状況となっている。

両スキー場とも同一の経営主体によるもの。ホームページ上では、それぞれ以下のように営業休止の告知がなされている。

白馬さのさか
「弊社は2021-2022シーズンの白馬さのさかスキー場営業に向けて準備を進めてまいりましたが、昨今の社会情勢の中、コロナの影響及び運営内容の見直しが困難と考え、この度、白馬さのさかスキー場及びレイクビュー白馬の営業を休止する運びとなりました。(後略)」

エコーバレー
「弊社は2021-2022 シーズンのエコーバレースキー場営業再開に向けて準備を進めて参りましたが、昨今の社会情勢の中、コロナの影響及び運営内容の見直しが困難と考え、この度エコーバレースキー場の営業を休止する運びとなりました。(後略)」

なお、両スキー場については、昨シーズンにレポートをあげているので、そちらもご覧いただきたい。

白馬さのさか →http://old-skier.seesaa.net/article/478341984.html
エコーバレー →http://old-skier.seesaa.net/article/478819823.html

<追記 2022年12月>
白馬さのさかのホームページ上では「2022年12月23日(金)OPEN予定」と告げられている。経営主体が変更となり、今シーズンは開業にこぎつけた模様。

posted by 急行野沢 at 18:34| Comment(3) | 白馬山麓 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年09月11日

千鳥スキー場[その2](富山県滑川市)

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(左)重機による作業が行われている。(右)斜面上部の建物。

富山方面に出かけなければならない事情があり、その帰路にふと思いついて千鳥スキー場の跡地を再訪してみた。前回訪問してから、10年が経過している。滑川市の中心地の東側、早月川が刻んだ河岸段丘の傾斜にある。記憶を頼りに農道のような道を進むと見覚えのある建物があらわれた。

ゲレンデ上部にある休憩所と用具庫と思われる建物だが、前回訪問時よりも荒れて様子だ。その向こうには重機があり、斜面に何らかの作業をしている様子がうかがえる。別の用途に活用される準備なのだろうか。建物横にはナイター照明(?)がついた柱が残っている。斜面の雰囲気自体は前回とあまり変わっていない。

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(左)斜面全体を見上げる。(右)ロープトウの支柱は撤去された。

大きく道を迂回して、ゲレンデ下に出て見上げてみる。前回訪問時に最も印象的だったのは、ロープトウのためのものと思われる滑車がついた支柱が、斜面上に向かって右側に点々と残っていたこと。その支柱は撤去されてしまったようだ。

地元の子どもの練習には適したスキー場だったのだろうと、あらためて思う。ただ、近年の積雪では滑走できる日数はごく限られたものだろう。目を転じると、滑川の町の向こうに日本海が広がっていた。(現地訪問:2011年9月)

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(左)上部の建物とナイター照明。(右)日本海を望む。

こちらもご覧ください → 「千鳥スキー場(2011年12月19日)」
posted by 急行野沢 at 19:45| Comment(0) | 富山県 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年07月30日

Mt.乗鞍スノーリゾート 休暇村エリア(その2)(松本市)

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(左)休暇村第一ペア乗場から。(右)休暇村付近から。

休暇村・乗鞍高原のホームページで、2022シーズンの営業休止が告げられたのは、前回レポートした通り。松本方面へ出かける機会があり、少し足を延ばして乗鞍まで出かけてみた。休暇村ゲレンデの記憶がいまひとつ曖昧だったので、それを確かめる意味もあった。当然ながら、リフトなど各施設はまだそのままの状態である。

乗鞍高原に入り、畳平へのシャトルバス乗場と湯けむり館を過ぎれば、乗鞍スキー場のゲレンデ最下部。山麓駐車場の前を左折して上がっていくとやまぼうし駐車場へ。最近はこちらの方がメインの入口という感じがする。さらに進むと左手に駐車場、右手に休暇村第一ペアの乗場。ここが休暇村ゲレンデの最下部にあたる。リフト乗場の他にパトロールとレストランの建物がある。

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(左)第一ペア最上部。(右)反対側を見ると第二ペアリフト。

そのすぐ先が休暇村の建物と駐車場。右手は第一ペア沿いの斜面である。目の前の斜面はここから見ると少々急に見えるが、大したことはなかったはず。休暇村宿泊の場合はここから少し下って、先程の第一ペアに乗ることになる。さらに車で上り右手の脇道に入れば、第一ペアの終点と、反対側の眼下に第二ペアの乗場が見える。第二ペアの全体を見上げ、その向こうには乗鞍岳がそびえている。

一般車が入れるのはその先の三本滝レストハウスまで。周辺には観光客らしき人々も見られる。その手前には第二ペアの終点がある。三本滝レストハウスの前に立つと、ここが休暇村・かもしか・夢の平といったゲレンデの分節点であることがわかる。ペアリフト2本を乗り継がないと、メインゲレンデ側に滑り込むことはできず、その点が少々面倒だった。

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(左)第二ペアリフト最上部(三本滝手前)。(右)ゲレンデ内にあったマップ。

雲が多い天気で乗鞍はしっかりその山頂を見せてくれないけれど、周囲の景観は素晴らしい。かもしかゲレンデ下部にはニッコウキスゲが咲き、それを楽しむ人の姿も見られた。休暇村ゲレンデは乗鞍全体からはサブゲレンデ的な位置づけだったと思うけれど、それなりの規模だったことが確認できた。このようなかたちでスキー場の規模が縮小していくのを見るのはつらい。(現地訪問:2020年7月)

2021年07月09日

Mt.乗鞍スノーリゾート 休暇村エリア(松本市)

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(左)やまぼうしリフトから乗鞍岳を見上げる。(右)休暇村ゲレンデは緩斜面が多い(2018年2月)。

休暇村・乗鞍高原のホームページで、2022シーズンの営業休止が告げられた。「Mt.乗鞍スノーリゾートの一画にある休暇村エリア(第一、第二リフト)については、2021-2022シーズンの営業を休止することとなりました。休暇村エリア以外の乗鞍エリアにつきましては、現在未定となっております。皆様にはご心配をおかけいたしますが公式の発表をお待ちください(2021/6/25)」

Mt.乗鞍スノーリゾート全体としては、従来の経営主体がスキー場の売却を検討していることが、ホームページ上で明らかにされている。「我々現地スタッフは、地元のりくら観光協会や松本市、長野県、環境省の方々と協力しながら、最後までお客様をお迎えする体制をとっていきたいと思っております」としているが、その動向によらず休暇村部分は来シーズンの休止を決めたことになる。

休暇村エリアはゲレンデトップに向かい左側に、メインゲレンデとはやや離れた位置にあった。私はやまぼうし駐車場に車をとめることが多かったので、休暇村エリアを滑るにはいったん三本滝レストハウスまで上る必要があった。ただ、目の前のゲレンデにすぐ滑り込める休暇村に宿泊してのスキーには便利だったと思う。緩斜面が多いので、家族連れやグループ練習などには適していたと思う。

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(左)かもしかリフト沿いから見おろす。右手奥が休暇村エリア。(右)夢の平クワッドから。

「長野県民割」など平日はリフト券が割安だったこともあり、近年は何回も滑りに出かけた気がしていたが、調べてみると訪問は4回だけだった。そういわれれば、ゲレンデが混雑していた記憶はない。志賀高原や野沢温泉に外国人が目立つようになったときも、乗鞍には外国人の姿は少なかった。

乗鞍本体の動向も大いに気になるところ。老舗スキー場のひとつといっていいと思うし、雪質も良く、乗鞍岳を望む雄大な景観はなかなか他にはないものだと思う。気持ちの良い温泉も備えている。難をいえば、松本ICからの距離が少々遠いことか。そんなことにはならないことを願いたいが、乗鞍全体が営業休止になれば、歴史ある老舗スキー場を失うことになる。(特記以外の写真は2016年1月)

こちらもご覧ください → Mt.乗鞍スノーリゾート[休暇村エリア](その2) 2021年7月30日 

<追記 2022年12月>
休暇村ゲレンデは2023シーズンも営業休止。また、鳥居尾根ゲレンデもクローズとなる。