2021年06月19日

動向が気になるスキー場

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(左)乗鞍スノーリゾート(2019年2月)(右)白川郷平瀬温泉白弓スキー場(2018年3月)

来シーズンに向けて動向が気になるスキー場
■乗鞍スノーリゾート(松本市)
 運営会社が、同スキー場の売却を検討中とのこと。→2022シーズン営業(休暇村ゲレンデは休業)
■白馬さのさかスキー場(白馬村)
 昨シーズンは営業休止がいったん発表されたが、その後営業することに。来シーズンは? →2022シーズン営業休止
■白川郷平瀬温泉 白弓スキー場(岐阜県白川村)
 2020年度いっぱいで閉鎖の方針であることが数年前の村議会で明らかになっていた。村に代わって運営を担う新たな事業者を募っているとのことだが……。→ 閉鎖

来シーズンはどうなのか?……昨シーズン営業休止のスキー場。
■エコーバレースキー場(長和村)→2022シーズンも営業休止
■石打花岡スキー場(新潟県南魚沼市)→2022シーズンも営業休止
■ファミリースノーパークばんだい×2(福島県猪苗代町)→2022シーズンも営業休止
■猪苗代リゾートスキー場(福島県猪苗代町) →閉鎖?
■チャオ御岳マウントリゾート(岐阜県高山市) →閉鎖?
■今庄365スキー場(福井県南越前町)→2022シーズンも営業休止
 →コメント欄に情報をいただき、ありがとうございます。2023シーズンは縮小営業とのこと。
■新保ファミリースキー場(福井県池田町)→2022シーズン営業
posted by 急行野沢 at 15:54| Comment(2) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年05月12日

国見岳スキー場(岐阜県揖斐川町)

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(左)案内板には「休」の文字。(右)ゲレンデ下はレトロな雰囲気。

岐阜県と滋賀県を隔てる稜線は伊吹山から北へと続いている。その中の国見岳北側に位置していたのが、国見岳スキー場。その国見岳スキー場が昨シーズン限りで廃業したと教えてくれたのは、本ブログでもたびたびお世話になっている西濃にお住いのKさんだった。

彼からの本年1月のメールには「お別れを言おうと行ってきましたが民家が途切れた所で除雪は終わり。たどり着けませんでした。これで岐阜県西濃地方のスキー場は全滅です」と記されていた。「スキー場までの道路といい駐車場・レストハウスなど、総てが 昭和40年代そのものでした」とも書かれていた。

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(左)廃止済のシングルリフト乗場。(右)ロッジの壁にあったゲレンデマップ。

公式の発表はないが昨シーズン営業はされなかったし、代表電話番号が不通で公式ウェブサイトも閉鎖ということなので、営業を取りやめたと考えていいだろう。信州人にとってはなじみの深い地域ではないが、岐阜方面への所用にあわせて現地を訪れてみた。

大垣市の中心部から30kmあまり。旧春日村の中心地を過ぎるあたりから道はか細くなり、案内板がなければこの先にスキー場があるのか不安になるくらい。雪道運転に慣れない人には厳しかったのではないだろうか。途中の「国見岳」の案内板には「休」と大きく書かれていた。

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(左)第3ロマンス乗場。(右)第2リフト(シングル)乗場。

案内板に導かれるようにゲレンデ右手の第3駐車場まで入ることができた。一番手前(右手)にひと昔前に廃止になったと思われるシングルリフト。その向こうには搬器を外された3本のリフトが並列に架かっている。ゲレンデ下にはロッジ・食堂・スキー教室などの建物がいくつも軒を連ねている。

しかし、それらの建物はいずれも昭和の雰囲気を十分に感じさせるもの。リフトも含めてひと昔前の雰囲気を感じさせているけれど、こんな味わいは嫌いではない。見上げるゲレンデは快適に滑れそうなバーンが並んでいる。並列に並んだ比較的単純なゲレンデ構成だけれど、手軽に楽しめそうな印象を受ける。

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(左)中央ゲレンデは幅の広い緩斜面。(右)少し左に離れた第4ペアパラ乗場。

「オールスキー場完全ガイド2000(立風書房)」には以下のように紹介されている。「滋賀・岐阜県境の国見岳の北斜面。伊吹山に近いが、アクセス路は大垣方面からのみ。初・中・上級の各コースが2本ずつ。スノーマシンを装備して雪量は心配なし。火水木土は22時までナイターあり」

スノーマシンは設けられていたようだが、積雪はどうだったのだろうか。連日のナイター営業もあったようだが、林立するナイターの照明がいまとなってはむなしく感じられた。(現地訪問:2021年5月)

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(左)かもしかゲレンデ下部。(右)国見峠への道からユートピアゲレンデ上部。

2021年04月14日

越後アクシオムスキー場(その3)(新潟県魚沼市)

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(左)まだ残されていたセンターハウス。(右)メインゲレンデにロープトゥが設置されていた。

「越後アクシオムスキー場」の項に「圧雪車で整備され一番下のコースに新しいロープトゥーがありました」というコメントをお寄せいただいた。自分の目でも確認したいと思い、大湯温泉スキー場を訪問した帰り道に、アクシオムスキー場の跡地に寄ってみた。

ややゲレンデから離れた場所にあるセンターハウスの周辺は重機で除雪され、建物はスケルトンだけになりながらまだ残っていた。その先のメインゲレンデには、すでに以前のリフトはすっかり撤去されているが、それに替わりロープトゥが設置されていた。傍らにはバッテリーや重機も置かれているものの、いまは稼働もしていないし、人の姿も見当たらない。

意外だったのは、ロープトゥが驚くほど長い距離だったこと。以前のペアリフト1本分の長さはありそうだ。ロープトゥ終点にはアクシオムカラー(?)の三色に塗られた小屋が見えた。この長さのロープトゥに乗るには、ずいぶん腕の力が要るのではないだろうか。

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(左)ロープトゥは意外と長い。(右)ロープトゥ終点には三色の小屋。

何らかの目的で設置されたものただろうが、現地を見ただけではわからない。このロープトゥを使ってこの斜面を滑走した人たちがいることは間違いないだろうが……。(現地訪問:2021年3月)

こちらもご覧ください → 越後アクシオムスキー場 2009年9月20日
             越後アクシオムスキー場(その2)2013年11月5日

2021年03月21日

大湯温泉スキー場(新潟県魚沼市)

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(左)リフト下からゲレンデを見上げる。(右)リフト上部から。(いずれも2010年12月営業時)

2010年12月に魚沼市内のスキー場を踏破するため滑りに出かけたが、そのひとつとして大湯温泉スキー場も訪問した。コース幅が狭い場所もあり、初心者が温泉に来たついでにちょっと滑ってみるようなゲレンデ構成ではない印象だった。その日は雪が降りしきる天候だったので、滑っている人も少なく、視界が効かない中、苦労しながら滑った記憶が残っている。

本年2月「魚沼・大湯温泉スキー場 今期で終了」と新聞報道がなされた(新潟日報)。「利用者減少による経営環境の悪化が原因。来期以降『スノーパーク』として敷地の活用を目指す」と記されていた。

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(左)スキーハウス前のゲレンデマップ(2010年12月営業時)。(右)遠景から見たゲレンデ上部。

1960年に旧湯之谷温泉村の村営スキー場としてオープン。ペアリフト1基にコース3本。近年は雪不足の影響もあり赤字が続き、週末中心の営業となっていたが、今シーズンは年末年始と1月の土日だけの営業だった。2月12日には60年の歴史に感謝するたいまつ滑走が行われた。

「オールスキー場完全ガイド2000(立風書房)」には、以下のように紹介されている。「歴史と伝統のある大湯温泉街にあり、栃尾又温泉も近い。スキーのあとはのんびり温泉に。初級・中級向きが主でコース幅が全体に狭い」。アクセスは関越道小出ICから15km。

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(左)スキーハウスとリフトは一段高い場所に。(右)リフト乗場からゲレンデ左手に中級コース。

周囲の山並みが白銀から斑になりはじめた3月、大湯温泉を再訪した。スキー場周辺は温泉客の姿もほとんど見られず、静まりかえっている。車道から一段高い場所にあるスキーハウスとペアリフト乗場に行く道は、除雪もされておらず、足を滑らせながら雪の段差を登って行かなければならなかった。

リフトはまだチェアが付けられたままの状態。リフト下からゲレンデを見上げると、右手には斜度30度の上級コースがそそり立っている。左手は狭いカーブで折曲りながら斜面を下る中級コース。それより上部の様子は下からは見えない。

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(左)リフト乗場とその向こうのリフト右側に上級コース。(右)スキーハウスとリフト乗場。

温泉とスキーというのは絶対の組み合わせだったはず。しかし、温泉街に付属する小規模なスキー場は、廃止に追い込まれるところが多い。スキー人口が減り、スキーは一部の人だけのものになったのか。このくらいの規模のスキー場だと最早、温泉への集客の手段でもなくなってきたのだろう。(現地訪問:2021年3月)。



2021年03月15日

栗子国際スキー場(その2)(山形県米沢市)

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栗子国際のレインボーコースを見上げる。

先日、「栗子国際スキー場」のコメント欄に畑山さんから長文をお寄せいただいた。35年前に録画されたスキー番組「スキーNOW」のビデオが見つかったということで、ご厚意に甘えて動画をコピーしたDVDを送ってもらい拝見した。

ネット上で実際の動画を見ていただきたいところだけれど、著作権の問題もあり難しいと判断せざるを得ないのが残念。しかし、1980年代のスキーを巡る状況を懐かしく見ることができたので、その感想だけでも本ブログ上で紹介したいと考えた。

動画では、佐藤正人デモが栗子国際のレインボーコースのコブ斜面を見事なウェーデルンやパラレルターンで滑走していて思わず見入ってしまった。さらにレインボーコースのコブ斜面が美しく並んでいるのも印象的だった。その他に大鰐と八方尾根で開催された全日本基礎スキー選手権大会の動画も収録していただいたが、ウェアや道具、シングルリフトが動くゲレンデの様子など、いずれも1980年代を感じさせた。

スキー滑走技術の考え方もいまとは少し違っているのかもしれない。大会のギャラリーには若い女性の姿も多く、ゲレンデの雰囲気は華やか。スキーにとって幸せだった時代を懐かしく感じることができた。(写真は2019年3月訪問時のもの)

こちらもご覧ください → 「栗子国際スキー場」
posted by 急行野沢 at 23:00| Comment(4) | 山形県 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年02月21日

飯綱高原スキー場(長野市)(その4)

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(左)駐車場からCコース下部が見える。(右)建物の間を通り雪の斜面へ。

昨シーズンで営業を休止した飯綱高原スキー場。その斜面の一部がそり遊び場として、子ども連れでけっこう賑わっているという話を聞いた。2月の土曜日、飯綱方面に出かけたついでに、立ち寄ってみた。

ハイランドホール前や第4リフト下の駐車場は雪に埋もれていて入れないが、第1クワッド下の駐車場は除雪されていて30台以上の車がとまっていた。駐車場から近いCコース最下部の斜面では、多くの子ども連れがそり遊びを楽しんでいた。スピードを上げて斜面を下ってくるスキーヤーやボーダーもいないので安心だ。周辺のゲレ食も何軒かは営業しているようだ。

このようなかたちにしろ、賑わっていることは何となく嬉しい。第1クワッドや第2ペアリフトは、当然ながら雪に埋もれたままで稼働していない。ただ、撤去の作業が進められているようにも見えない。グリーンシーズンを中心とした再整備が行われるらしいが、どのようになっていくのだろうか。(現地訪問:2021年2月)

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(左)絶好のそり遊び場。(右)第1クワッド。もう動くこともないのか。

「飯綱高原スキー場(その1)」2020年3月8日
「飯綱高原スキー場(その2)」2020年3月29日
posted by 急行野沢 at 10:49| Comment(0) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年02月05日

わかぶな高原スキー場(その2)(新潟県関川村)

昨年12月のレポートでは、「少なくとも今シーズンの営業は休止となったと思われる」と曖昧な書き方をせざるを得なかったが、先日の新聞報道で今シーズンの休止、さらに今後も再開の見込みがないことがわかった。

2021年1月29日の新潟日報によれば、「わかぶな高原スキー場閉鎖へ 経営難で営業停止のまま」と報じられている。
「今冬、営業を停止している新潟県関川村のわかぶな高原スキー場が、閉鎖する見通しとなったことが28日までに分かった。加藤弘村長は新潟日報社の取材に対し、スキー場として直営する考えがないことを改めて示した上で『リフト設備などを撤去し、スキー場としては閉鎖する』と述べた。スキー人口の減少や少雪で客足が伸びないことなどが要因で、30年余のスキー場の歴史に幕を下ろす。村が地権者から借り上げているスキー場の敷地は、賃借期限の2022年7月までに返還する方針。」

村の貸付金の返済滞納や従業員への賃金不払い、前売りリフト券への対応など、問題も積残っているという。

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(2015年3月営業時)

→ 「わかぶな高原スキー場」2020年12月17日
posted by 急行野沢 at 14:55| Comment(0) | 信越沿線 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする

2021年01月16日

臨時休業のスキー場

11都府県に緊急事態宣言が出されている中、スキー場関係者の感染も増えている。これを受けて、新たに営業を一時休止したり営業内容を縮小するスキー場がでている。すべてを網羅できないかもしれないけれど、必ずしもコロナが直接の理由とは限らないものも含めて、現時点の休業状況をまとめてみた(関東甲信越・北陸岐阜.エリア限定)。

[群馬]万座温泉スキー場 2/04まで毎週月~木を臨時休業→万座山Gのみ休業
    草津温泉スキー場 1/18~当面の間休業 →1/28~再開
[福島]猪苗代リゾートスキー場 今シーズン休業
    ファミリースノーパークバンダイ×2 今シーズン休業
[新潟]ガーラ湯沢スキー場 3/01~07臨時休業
    苗場スキー場 1/18~2月上旬まで臨時休業→2/08より再開
    かぐらスキー場 1/18~2月上旬まで臨時休業→2/08より再開 
    石打花岡スキー場 今シーズン休業
    六日町八海山スキー場 1/13~当面の間、臨時休業→2/27より再開
    妙高スキーパーク 今シーズン休業(本ブログ既報
    わかぶな高原スキー場 今シーズン休業(本ブログ既報
    村上市ぶどうスキー場 今シーズン休業(本ブログ既報
[長野]エコーバレースキー場 今シーズン休業(本ブログ既報
    志賀高原タンネの森 2/07まで金土日のみの営業→再開
    志賀高原寺子屋   2/07まで土日のみの営業→再開
[福井]新保ファミリースキー場 今シーズン休業
    今庄365スキー場 今シーズン休業
[岐阜]ウィングヒルズ白鳥リゾート 1月下旬まで臨時休業→1/23より再開
    飛騨高山スキー場 今シーズン休業
    国見岳スキー場 今シーズン休業

その他、一部コースのクローズやリフト営業時間の短縮など、営業内容の縮小は多くのスキー場から発表されている。

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(左)飛騨高山スキー場(2017年1月)。(右)石打花岡スキー場(2013年1月)。

スキー場関係者の感染により複数のスキー場が臨時休業に追い込まれることはあまり考えていなかった事態であり、今後どうなっていくのか予断を許さない。また、コロナが収束したとしてもスキー場を巡る状況がどうなっていくのか、懸念される。
posted by 急行野沢 at 13:34| Comment(0) | 東京周辺 その他 | 更新情報をチェックする

2020年12月30日

妙高スキーパーク(新潟県妙高市)

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(左)未圧雪のゲレンデの向こうに妙高山を望む。(右)センターハウス。

妙高スキーパークのホームページに「2020-2021 SEASON CLOSE 今年度の営業は休業いたします。来シーズン、何卒よろしくお願い申し上げます」と掲示されている。ファミリー層中心のスキー場なので、コロナの影響について慎重に考えた結果なのだろうか。コロナが収束すれば来シーズン以降、再開すると思われる。(→休業理由については、コメント欄に情報をお寄せいただきました)

20年ほど前に家族で出かけたことがある。ペアリフト1本に緩斜面。ガッツリ滑りたい人には物足りないゲレンデだけれど、スキーを始めたばかりの子ども連れには最適。センターハウスも家族連れを想定した設備が整っていたと思う。国道18号関山交差点からさほど距離もなく、積雪の多い道ではあるものの車でのアクセスは悪くない。

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(左)雪に埋もれたペアリフト乗場。(右)ゲレンデ中腹。

12月としては久しぶりの大雪に見舞われた直後、関温泉に向けて車を走らせてみた。やがて道の左側には妙高スキーパークの建物が見え、数台の車が入って何らかの作業はしている様子。しかし、ゲレンデやリフトは新雪に覆われたままで、整備が進められる様子は見られない。

道の右手の休暇村妙高ルンルンスキー場やこの先にある関温泉スキー場は、もう間もなく開業すると告げられている。この積雪があれば開業できそうなゲレンデから見上げると、妙高山が白く輝いて見えた。目を転じれば信越国境の山並みが続いている。この景観も魅力的だと思う。(現地訪問:2020年12月)

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(左)ペアリフト最上部。

*「にいがた観光ナビ」のホームページには「2021-2022シーズン営業休止」となっている。昨シーズンに続いての休止ということのようだ。

<追記 2022年12月>
ホームページ上では2023シーズンの休止も告げられている。「2022-2023 SEZSON CLOSE 今年度の営業は休業いたします。来シーズン、何卒よろしくお願い申し上げます。」これで3シーズン連続での休業。

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センターハウス前やリフト乗場付近では重機で作業が行われているようだったが、スキー場営業のためのものではない模様。(2022年12月)

2020年12月17日

わかぶな高原スキー場(新潟県関川村)

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(左)ゲレンデ最下部から見上げる。(右)ゲレンデ最下部のクワッド乗場付近を見おろす。(いずれも2015年3月)

わかぶな高原には2015年3月に一度だけ、訪れたことがある。新潟県内のスキー場を踏破する目的であった。もう少しローカル色の強いゲレンデかと思っていたが、クワッドで上がったところから擂鉢状にコースが広がり、スノーボードの若者が多くて思っていたよりも明るい雰囲気。3月に入り雪質が悪かったのは残念だったけれど、周囲の景観は素晴らしく日本海まで見渡すことができた。

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(左)クワッドから降りて第3ペアを見上げる。(右)クワッド上から第1・第2ペア方面を見る。(2015年3月)

そのため、場合によっては短時間で切り上げるつもりだったけれど、結構長居をすることになった。中級者に面白かったのは第1ペア沿いだった。わかぶな高原スキー場は1987年、まさにバブル最盛期に開業。スキー場内の各施設も何となくバブル期創業の雰囲気を感じさせた。昨シーズンは雪不足のため1日も営業できなかった。

スキー場や村のホームページで明言されてはいないが、少なくとも今シーズンの営業は休止となったと思われる。また、状況を見ると来シーズン以降の営業も厳しいようだ。本年8月の新聞報道によれば「新潟県関川村は31日、わかぶな高原スキー場の運営会社に対して、施設からの立ち退きを要請した。同スキー場は赤字経営が続いており、村長は取材に対して『退去期限を延長しても、赤字体質から脱却する具体的な根拠が示されなかった』と説明した」とのことであった(新潟日報)。

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(左)アクセス道路にはスキー場の案内板。(右)センターハウス入口には「立入禁止」。(2015年10月)

さらに「村長はスキー場を村が直営する考えはなく『今冬のスキー場営業は極めて難しいだろう』との見方を示した」と掲載されていた。9月村議会では「現在、撤退の準備をしている状況」と報告されている。10月にわかぶな高原の入口まで行ってみたが、「立入禁止」と表示され敷地内に入るのは憚られた。ただ、センターハウス前に何台か車があり、何らかの作業が行われている様子だった。

『オールスキー場完全ガイド2000(立風書房)』には「国道113号線荒川地域に温泉が数ヶ所存在する。ファミリーにメインゲレンデのわかぶなコース。上級者にはコブのハイテックコース」と紹介されていた。リフトはクワッド1基、ペア3基。下越地方のスキー場は昨シーズンの雪不足で大打撃を被ったところが多い。ここもそのひとつといえるだろう。(現地訪問:2015年3月、2020年10月)

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(左)遠目にゲレンデ上部を見上げる。見えているリフトは第3ペアか。(2015年10月)

→ 「わかぶな高原スキー場(その2)」2021年2月5日
posted by 急行野沢 at 22:18| Comment(3) | 新潟県 下越 営業休止のスキー場 | 更新情報をチェックする